その船を漕いでゆけ お前の手で漕いでゆけ | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

スポーツの秋。そして今日は絶好のスポーツ日和。
こりゃ少しは運動でもしなければお天道様に申し訳ないと、蟠竜湖にボートに乗りに行ってきました。
蟠竜湖
蟠竜湖

益田で運動するとなると、小野沢(ボーリング場)に行くか山に登るかくらいしかないかと思っとったが、そうか万葉公園&蟠竜湖があったのぉ。
昔はこの近所に住んでいたかものはし。ただあの頃もあまり立ち寄らなかったが、そうか、ここでボートに乗るのは中学生の頃以来じゃなかろう。

相変わらず湖の鯉はプクプクに太りすぎ。中途半端な太り方ではない。津和野の鯉だって太いと思ったが、ここの鯉は格が違う。
高級食材でもある鯉もここまでデカイとすでに食材であることはおろか、本当に鯉であるかどうかすら疑わしくなってくるほど危うい膨らみ方をしておる。
人間に例えれば、伊集院や石塚などという生易しいレベルではない。小錦が池いっぱいに泳ぎ回ってると言った方が的確であろう。
ここを管理するボロボロなお店の改修費用を捻出する意味でも、ここの鯉の餌はもう少し量を減らした方がいいのではなかろうか。

さて、手漕ぎボートを所望。30分500円。
さっそく、蟠竜湖に漕ぎ出すかものはし。時刻は夕方。ふむ、他にボートは一艘も無いのぉ。
誰もいない静かな湖面をオールで漕ぎ出すと、ちょうど夕陽もいい感じで当たり、周囲の森林の緑もきれいでちょっとしたCMのよう。
湖岸では親子連れとかが遊んでおったが、それを横目に慣れない手つきで船を湖の奥へと進めていきました。
適当に湖の奥まで着くと、そこで手を休めてのんびりと閑静な湖の真ん中で船にゆられながらプカプカと休憩。
ふぅむ、こりゃ優雅じゃのぉ。たまにはボートで湖を散策するのも味じゃのぉ。
ボートより


アッという間に30分が経過。
ううむ、こりゃ一時間くらい借りても全然いいのぉ。1時間あれば蟠竜湖の真ん中で昼寝が出来たかもしれん。


どうも物足りなかったので、今度は足こぎボートを所望。
足こぎボート。よく白鳥ボートとかあるが、蟠竜湖にはノーマルのボートから恐竜ボート、そしてコアラ型のボートまでおった。
もちろんコアラを希望。なぜボートにコアラなのか。その謎に迫るべくコアラで湖へと漕ぎ出すかものはし。
コアラボート

…チャリに乗らなくなってから、どれくらい経つであろう。
足が重いっス。何でこんなに一生懸命漕いでるのにこれだけしか進まないんだ??変速だ!ギアを変えてくれ~!!
まるで優雅に浮かぶ白鳥が湖下では一生懸命足を掻いているように、優雅なコアラを一生懸命漕ぐかものはし。
疲れた…こんなに疲れてこれだけしか進まないんか、このドアラ!!
手漕ぎボートに比べれば方向転換が非常に楽なのはいいが、疲れが半端じゃないぞ。やれんのぉ。

20分のレンタル時間も終了し、桟橋に戻ったかものはし。
ううむ、疲れた。いや、ボートでこんなに疲れるとは思わんかった。もちろん運動不足もあるだろうが。
ちなみに、どうしてボートにコアラか、その謎は全く分からんかった。
強いて言えば、コアラの所為で前方の眺めが遮られておったが、それは長所じゃないしのぉ。
コアラからの風景
前がよく見えません。