じっちゃんの名に賭けて | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

さて、今日も暑いのぉ。
仕事から帰ってきて、相方は女子会に行っておらんので、わしは今さらながら転勤の挨拶状を作っておりました。
年賀状以来に起動させたハガキ作成ツール。
全く作り方を覚えておらんかった。
どうにかなるだろう…的にやっておるんだが、パソコンが言う事を聞いてくれん。
どうして人間様が、わざわざパソコンに振り回されねばならんのだ。
もっとパソコンは、人間様によって作られたということを肝に銘じて、空気を読んでニュアンスで動いて欲しいものである。





…などと、パソコンを使えないお爺ちゃんみたいな事をブチブチ言いながら作業してました。



しかし、これではまるでわしがパソコンがダメな機械オンチみたいではないか。
大学と並行してパソコンの専門学校に通ってたかものはし。
3年通って身になってる事が、タイピングの速さだけと思われるではないか。
軽自動車が新車で買えるくらいの学費をつぎ込んだというのに、それは悲しすぎるので、機械オンチとは意地でも認める訳にはいかん。
どうにか挨拶状を完成させねばならん。
でないと、機械オンチの汚名から逃れられん。
ここは見事な挨拶状を完成させて見せようではないか。
じっちゃんの名に賭けて!!
 
 



苦闘1時間。





…なるほど、ついに犯人が分かりました。
犯人は、この部屋の中にいる!



 



一人、部屋で作業に没頭するかものはし。
独り言が多いのぉ。
要するに、プリンターを選択しておらんかったんじゃのぉ、わしは。
初期設定のプリンターを選択しておったようである。
初歩的ミスじゃ。
専門学校に行かんでも、高校レベルで分かる事ではないか。
どうにか挨拶状は作れたのだが、これで機械オンチの汚名は果たして雪がれたのかのぉ…
身体は大人、頭は子供…ということだけが分かった1時間だったのではないかのぉ…。
 



あ、ちなみにうちのじっちゃん、豆腐屋ですから。
パソコン触った事も無いですから。あしからず。