北海道神宮・古神札焼納会(どんと焼き) | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

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島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

今日は非番日のかものはし。
特に用事も無いので、散歩がてら北海道神宮の古神札焼納会(どんと焼き)に行ってきました





10時から開始とあって、洗濯と掃除をして10時過ぎに行ったところ、すでに結構な人が来ておりました。
平日の朝10時。みんなどんだけヒマなんですか?



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鳥居をくぐって参道を歩いておると、人しか歩かないはずの参道に何故か車が走っておりました。
参道は神様も通る道ということで、人もその真ん中を避けて歩くというのに、堂々とその真ん中を滑走するとは何とも豪胆な所業である。
人知れず神様が歩いておったとしたら、人知れず神様が轢かれておっても誰も気づかんではないか
御守売り場の交通安全御守りは、神様こそ持った方がいいかもしれんのぉ



 



神宮に参拝して、いよいよどんど焼き会場へ。
ちょっと離れたところからでも、メラメラと炎が上がっておるので一目で分かります。
地球温暖化の観点から全国的に焼却炉が撤去されておるという昨今、二酸化炭素など神宮の森で相殺出来るとでも言わんばかりに豪快に灰を巻き上げております。
さすがの京都議定書も、神様のご乱心を止めるまでには及ばないようである



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毎年恒例、弓道場で開催されているどんど焼き。
弓道場の矢道で堂々と火が焚かれております。
弓をする人間にとっては、かなりありえない光景です
的場は雪に埋もれておるし、道場もある訳じゃないので一般の人にはそこが弓道場とはさっぱり分からないでしょうが、紛れも無く弓道場。
わしも高校時代は、矢道に落とし穴を掘ったり畑を作ったりはしたものです。
しかし、火をつけるなどという傍若無人な行いはしませんでした
それをまさか神様のお膝元でやってのけるとは、神をも恐れぬ宮司様がやってのけてるに違いない。
ちょっと弓道の神様と一度、その辺しっかりディスカッションしていただきたいものである。



 



持ってきた御守りとかは、古札回収場所で回収しておりました。
わしも御守りをそこに納めてきたが、中には破魔矢も結構納められておりました。
破魔矢も、一度も放たれる事のないまま、それでも弓道場で人生を全うするのもまた、矢として本望なのでしょう。
というか、破魔矢など射ようものなら、あまりの矢尻の重さでろくに飛ばないのはもちろん、左手にかすり傷が残ります。
だから間違ってもやってはいけません。
何故知ってるか?そりゃ高校時代、遊び半分で破魔矢を射たからに決まっておるでしょうが。



 



その年は志望校に受からなかったあたり、神罰ってのはあるんですなぁ。