上質を知る人 | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

かものはしの口遊〜くちずさみ〜

島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

奇跡の7℃!!!
なんだ?常夏か?地球温暖化の影響か??大丈夫か、北極グマ??

ということで雪があちこちで溶けて、ちょっと大変な事になっております。
道路のあちこちに泥水が溢れて、歩くに歩けねぇよ…
雪解けの北海道は汚いとは聞いたことはあったが、まさか今時期にそれが味わえるとは夢にも思えなかった。

とりあえず5連戦の中日が終了。…あと二日。もつかのお。
かなり疲れがピークに達しております。大丈夫か?わし。
しかも追い討ちを掛けるかのように、明日は組合の勧誘という名目で飲み会に誘われる模様。死んだの、これは。


さて、我が家に威風堂々と居座っているエスプレッソメーカー。
なんとコーヒーもエスプレッソもカプチーノも作れるという優れもの。かれこれ3年目くらいでしょうか。未だにエスプレッソを作った事がないという、まさに宝の持ち腐れな一品です。

何しろ説明書を読まないかものはし。
何であんな字ばっかの面白くない本を読まねばならんのだ?この日本の進んだ文明を持ってすれば、説明書など読まなくても扱えるエスプレッソメーカーくらい出来ないものでしょうか。
もしくは説明書をマンガにしてください。しかもおもしろく。最低でも頭文字Dくらいスピード感のある説明書にしていただきたいものです。

ということで、コーヒーメーカーとして3年を過ごしてきたエスプレッソメーカー。
このたび、めでたく栄転いたしました際に、ものの見事に説明書を紛失したようで、なお一層、手も足も出ないような代物になってしまいました

しかし、このまま生涯を終えさせるにはあまりに不憫。
ということでメーカーにメールで「説明書をなくしたので、くれ」と送ったところ、親切丁寧に説明書をスキャンしたものをメールに添付して送ってくれました。
いやいや、お客様サービスの鑑じゃのぉ。あまりに巧い話なので、ウイルスでも付いてるんじゃねぇかと疑ってしもうたわい。

こうして、ついにエスプレッソメーカーを起動させたかものはし。
先日、説明書無しで適当にいじった際には「ゴリゴリゴリゴリ!!!」とエスプレッソメーカーが自爆せんばかりの音を出して以来、手も足も出なくなったのだが、どうやらそのあたりも解決。しかもこれは関係ない部品だろうと思っていた部品は中核の部品だったことも判明。
やべぇのぉ。あやうくこの手でトドメをさすとこだったわい

そしてこの日のためにコーヒー屋さんに行って、数あるコーヒーの種類の中からその日の気分で選んだ見たことも聞いたことも無いコーヒー豆を詰め込んでスイッチオン。
何だ、だいたいわしの勘で合っておったではないか。ただ、中核の部品が無いのと水を入れる場所を間違えていただけではないか。

ついでにカプチーノをつくるべくスチームも起動。
今まで何のためにあるんだろうと思っていたスチームボタン。てっきりわしを混乱させるためのボタンだと思っておったわ。

そしていよいよエスプレッソを投入。
うおぅ、出てきた出てきた。そうか、これがエスプレッソか。何が起きてるか分からんがちょっと美味しそうな気がする。なんとなく。
一方ミルクの方は、スチームですごい勢いで泡立てられております。
ほんのわずかのミルクですげぇ泡だった。ちょっとお得感があるのぉ。
そしてエスプレッソにミルクを1:1の割合で入れて出来上がり。
すげぇ、このエスプレッソメーカーでエスプレッソが出来るんだ。

初めて作ったマイエスプレッソ。
ふむ…熱い。泡のせいでお湯の温度が逃げないから熱かった。でもなんかその辺りも「おおぅ、コーヒー屋さんのコーヒーと同じだ」と思えるから幸せだのぉ。
わしがいつも作ってる薄いコーヒーとは大違いじゃ。

あとはこれを毎日作れたらいいのだが、思った以上に片付けが面倒…
後片付けのいらないエスプレッソメーカーが出るまでの辛抱じゃのぉ。