疲れを知らない子供のように | かものはしの口遊〜くちずさみ〜

かものはしの口遊〜くちずさみ〜

島根から札幌に来て18年目。相方、娘に猫(雌)も加わり、居場所が徐々に奪われていく様子を口遊みます

休みになると早起きをするかものはし。
今朝も6時、開園直後の旭山公園にいってきました。



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犬を連れて散歩に来てる人と挨拶をしつつ朝っぱらから旭山公園を散策。
不審者を見る眼差しを感じたのは、きっと気のせい。



 
お昼から、相方の友人の家にお邪魔しました。
使わなくなったマタニティウェアを頂けるという話になったようである。
我が家にとっては非常にありがたい話です。
喜び勇んで行ってきました。



最近、3人目が生まれたというお友達。
玄関に入ると、赤ちゃんを抱えたお母さんと一緒に、元気な女の子と男の子が登場。
相方と一緒に、わしがやってきた意味が分かりました。
お友達と相方がお話をしてる間、わしはこの子たちのお守りをしてればいいのですね?



非常に人懐っこい子供たちで助かりました。
最初は風船で遊んでたと思うと、どう勘違いしたのか、わしを恰好の遊び相手と認識したのでしょう。
わしをよじ登ってきたではないか。
しかし、そこで樹の役になるほど、わしも大人ではありません。
降りかかる火の粉は払いのけます。
よじ登ってきた子を抱え上げて振り回しました。
すると、更に何を勘違いしたのであろう。
もう一人の子まで、一緒に抱えて欲しいと腕に掴まってきたではないか。
それはわしへの挑戦か?
弓道部時代、巻藁を担いで兎跳びをしたわしにとって、子供二人を担ぐぐらい造作も無い事。
抱え上げて、「ヘリコプター」とか「エレベーター」とか「フリーフォール」とか「逆バンジー」とか、一歩間違えれば死を招きかねない禁断の奥技を次々繰り出しました。
しかし、どういう事であろう。
子供たちが喜ぶばかりではないか。
しかも、2人が「もっと遊んで」と、それぞれの腕にしがみついて離れません。
腕を休ませるどころか、汗も拭えないかものはし。やむなく、再び「ヘリコプター」とかする訳だが、あの子ら2人は全く疲れを見せません。
わしが一方的に疲れます。当然である。
しかし、それを子供が汲み取るはずもありません。
わしの体力は無限にあるとでも思っておるのでしょう。
明らかに疲れを見せるわしに情け容赦無く、次の新技をねだる2人。
すいません。巻藁を担いで兎跳びをしたのは、もう15年前の話です。
というか、せめて一人ずつ掛かってきてくれませんか?
2人同時攻撃に、何か引け目を感じませんか?



 
途中で、わしの惨状を目の当たりにして見るに見かねた相方が声をかけて、ようやく解放されたかものはし。
どうやら、ありがたくマタニティウェアを沢山頂いたようである。
その分、ちゃんと旦那が身体で返したはずである。
うちに子供が出来たら、わしの筋力がアップするか、わしの腰が砕けるかのどちらかであろう。



 
その後、相方の実家にお邪魔して御親戚と初顔合わせ。
しかし、すでに体力が売り切れだったかものはし。
30分ほど寝かせてもらう事にしました。



しかし、ちょっと眠りに落ちた所で、誰かがわしのお腹を押します。
しかも執拗に。
誰だよ…と思い、見てみると



 



飼い猫のチビが、無防備なわしのお腹を押しておるではないか。
わしが起きたと知ると、シレッと立ち去ったチビ。
そして再び、寝ようとするかものはし。



 



タタタタタ…フミフミ……タタタタタ



 



通り魔的に、わしのお腹をふんづけて駆け去っていく猫が一匹。
わしが弱っておるのを好機と見てのチビの反撃。
どこかで、力の差というものをしっかり教える必要がありそうである。マジで。