一日中氷点下とあって、道路もテッカテカに磨かれた今日の札幌。 朝の通勤の時、散歩途中のジー様とイヌが転ばないようにノロノロ歩いてるのを見ながら、ちょっとした忘れ物のせいで危うく地下鉄を乗り逃しそうだったわしは殺人的に磨かれた路面をルンタッタと走って通勤。 しかし、そんなところをこんなフラットな靴で走ろうものなら、ほら、ごらん。
体重を乗せた足がツルリと滑る。
そして身体が宙を浮く。
違う、これは宙に浮いてるなどというものではない。 いわば、飛んでるイメージである。 人間として、道路に対してこの角度に姿勢が傾くのはおかしいだろう…というくらい、道路に対してありえない角度になってるんじゃないか？ってくらいの見事なまでの滑りっぷり。 札幌のふかわりょうと呼ばれんばかりのその見事な滑り芸とちょっとした無重力感に身体を委ねながら…
ドスン
…違うからね。 転んだんじゃないからね？ 地球に体当たりしたんだからね？
全体重を乗せた渾身の体当たり。 追い抜かれたばかりのジジィやイヌもさぞビックリされたことでしょう。 というか、わしの方がビックリじゃ。 今年はまだ一度も転んでおらんかったというのに、これほどまでに豪快な転…体当たりをみせようとは。 怖くて後ろは見えませんでした。 大丈夫。たぶんジジィもイヌもどっかで曲がってるはずだから。 たとえ一本道であったとしても。
しかし、あまり地球に体当たりするのは無謀ですなぁ。 さすがは地球。若干、身体が痛いです。 左半身が全体、ちょっとした打ち身状態になってます。
まだまだわしには、地球を倒すにはレベルが足りなかったようじゃのぉ。
来週から、冬らしからぬ気温に恵まれそうな北海道。 どうやら地軸を動かす事に成功したようじゃのぉ。
というか、明日からセンター試験だというのに受験生が見てはいけないネタになってしまいました。 万一、ここを見ていたという運の悪い受験生の方がいらしゃったら、申し訳ありません。
まぁ、受験前日にこんなところを見ておる方がいらっしゃったら、既に諦めの境地に達した猛者に違いないでしょうが。