謙虚な旭化成の対応 | キビコジのブログ

キビコジのブログ

ブログの説明を入力します。

マンション基礎工事の不正を追及されている旭化成建材の親会社旭化成の社長の記者会見を報道していた。

旭化成社長は謙虚に非を詫びて、賠償の責任を負うことと真相の究明に努めることを表明した。その態度は実に謙虚であった。

今自動車業界ではVW(フォルクスワーゲン)の不正が追求されているが、かつてアメリカではトヨタがやり玉に挙げられて追求されたことがあった。リコールや賠償が求められ、売り上げの減少など多大な被害がもたらされたが、この時のトヨタの対応も謙虚だった。
結局この時はトヨタ側に問題がないことが明らかになり、トヨタの信用も回復し、その後のトヨタの業績も順調である。

今回明らかにマンション建設の基礎工事で不備があったことは明らかである。ただ問題はこの不備が意図的な問題、データの偽装などがあったかどうかが現在の論点である。

もしやこれが意図的なものでありしかも会社幹部が認識していたとなれば極めて重大問題である。
しかし、今朝報道された旭化成社長の会見や関連報道を見る限りでは、会社ぐるみの意図的な偽装があったとは思い難い。
基礎工事を手抜きしたからといって得られる利益はたいしたことは無い。

基礎工事の費用が増大してもその費用を負担するのが発注者の三井不動産であるとのことなので、基礎工事を請け負った旭化成建材が基礎工事を意図的に手抜きをしたりデータを改竄して得られる利益はほとんど何もない。そんな状況で会社ぐるみの不正は考えられない。不正だとわかれば失く不利益の大きさは誰が見ても明らかである。
こういう事態となれば、直接責任のない親会社の責任まで追及されてその本業にまで疑惑が及ぶようなことをする理由は何もない。

それではなぜ、結果的にでも手抜き工事が多な我データ偽装などが疑われているのか?
今後真相は明らかになっていくだろうが、健全で、賢明な解決策が取られるように願いたい。


記事の内容が少しでも役立ったなあと思われたらクリックお願いします!
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 統一教会へ
にほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 倫理・道徳へ
にほんブログ村