本読みました【4冊 原田ひ香さん,下村敦史さん,滝川さりさん,麻宮ゆり子さん】 | メバチ母のブログ

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旅立ってしまったセキセイインコの名前がメバチ、なのでメバチ母です。

赤ちゃんの時、目がぱっちりして、とてもかわいかったので!

病気や体調、その時々の思い、読んだ本などを記録に残したいと思います。

ベンゾ系リボトリールを1年8ヶ月で減断薬しました。

昨日は土砂降りの中、図書館に行ってきました。

返却本、借り直ししたい本の期限日だったので仕方なく…。


準備できましたの本があってもなるべく期限日まで借りないことにしてますが(積読本がたくさ〜んのため)間違えてカードを出してしまったのです。

図書館側では早く借りて早く返却して次の人に回したいわけなので、そういう場合はお持ち帰りくださいなのですよね。


「あ、間違えた」と言ったら、私のお気に入りの感じの良い可愛い職員さんが、「本当は用意できた本は早めにお借りいただきたいのですが、今日は雨だしお荷物も多いようなので…」と可愛い顔でニッコリ見逃してくれました。


「ありがとうございます♡」




読んだ本です

『定食屋「雑」』原田ひ香

真面目でしっかり者の沙也加。
丁寧な暮らしと健康的な手料理で夫を支えていたが、突然、夫から離婚を切り出された。
理由を隠す夫の浮気を疑い頻繁に夫が立ち寄る定食屋「雑」を偵察することに…。


好きな原田ひ香さんです。
ビミョーが続いていましたけど、この本は好きです!
食べ物系良いね、美味しそう
こんな定食屋さんがあったら、良いな!
どんなお店にも物語があるのですね。
沙也加の未来、ぞうさんの人生…考えさせられます。
コロナ禍で人生狂わされた人は想像以上にいるんだろうなぁ…、辛いな。
エピローグ、最後の最後に希望が持てます。





『そして誰かがいなくなる』下村敦史

大雪の日、大人気作家の御津島磨朱李が
細部までこだわった新邸のお披露目が行われた。
招かれたのは作家、編集者、文芸評論家、そして名探偵。
和やかな雰囲気だったが、次第に雲行きが怪しくなり…。

よくある設定でしたが、どうなるの?犯人は誰?
え?そうだったの?そこまで意外ではないのね…!
でしたが、やはりこのまま終わるわけではありませんでした!

そりゃそうですよね。
下村さんのご自宅を舞台に名作のオマージュを書いたのですから。
御津島磨朱李さんを主人公にしたATSUSHI  SHIMOMURAさん!
読めばわかります…😁





『ゆうずどの結末』滝川さり

投身自殺をした女学生か死の瞬間に持っていた『ゆうずど』という小説。
大学生の菊池斗真は先輩の日下部とその本をよむが、彼女の死との繋がりは見つけられなかった。
しかし翌週、日下部も投身自殺をし、菊池の手元には『ゆうずど』の本が現れる。
何度捨てても持ってくる本。
勝手にページを進んでいく黒い栞。
本を読んだ人間にしか見えない〈紙の化け物〉ーこれらの本は呪いなのか。
あなた自身が当事者になる新感覚ホラー。


klaxonさんの紹介です。
ホラーを読みたかったので飛びついたのですが、自分の市にはなくて違う市から借りてくれることになったのですが、やはり届くまで時間がかかりました。
でも有り難い制度です。

ちょっと『リング』にも似た設定でしたが、これはこれで楽しめました。
それほど怖くはなかったけど、話として面白かったです。
ただ、第四章の青井克生の章はゾッとしました。
絶望しかない…。

読んだ自分が呪われそうな気がする本でした。




『世話を焼かない四人の女』麻宮ゆり子

裏の顔を持つ住宅メーカー・総務部長。
逃げた夫に代わり経営者になった清掃会社社長…。
仕事の悩みや将来への不安に揺れる4人のおんなたちの闘いの日々を軽やかに描いた連作短編集。



『敬語で旅する四人の男』の続編ということです。

敬語で…が良かったので期待してました。

こちらも良かったです。

ただ、自分だったらこの4人のようにしっかりは出来ないだろうな、明るい未来に向けて進めるかな…と思ったら自己肯定感の低さに少し寂しくなりました。

鋭敏すぎる感覚を持ち、ドイツパン作りに燃える石井日和さんに一番共感しました。


敬語で…の斎木くんがすべての話に登場!

良い味出してました(笑)

でも実際そばにいたらやっぱりちょっと戸惑うかな…(^_^;)



明日も図書館行ってきます。

どしどし届いてます!

イヤミス、グロいかもの本、好きな作家さん…etc…


また来週です♪