今でも印象に残っている昔読んだ本 | メバチ母のブログ

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旅立ってしまったセキセイインコの名前がメバチ、なのでメバチ母です。

赤ちゃんの時、目がぱっちりして、とてもかわいかったので!

病気や体調、その時々の思い、読んだ本などを記録に残したいと思います。

ベンゾ系リボトリールを1年8ヶ月で減断薬しました。

土曜日は読書ネタ以外のブログですが、今回は番外編ということで…、昔むかしの本のことを思い出しながら、自分の備忘録としても書いておきたかったことです。




その前に…、某商業施設、惜しまれつつ、ついに閉店となりました。


最後の営業日、お客さんでいっぱいでした。

最後の買い物をして、スタバにも別れを告げて…。


最後の持ち帰り、春らしくて可愛い♡



夜8時、閉店セレモニーを見届けて参りました。

大勢の人が詰めかけて、満員電車のようでした。
2階にいたのですが、何も見えず、ほぼ何も聞こえず…、でしたが、その場に居られただけでも良かったかな!と。

夕方から降っている冷たい雨は涙雨😢
明日からは二度と入れない場所。
ほぼ年中無休だったのに永遠に休業。
思い出はずっと持っていたいです…。

ありがとう…♪





読書好きですが、読んだらほぼ忘れるという特技を持っています😄

面白かったー、この本大好き!と思いながらも忘れます😁

それでもたまにずっと印象に残っている本があります。


発行年数順ではありません。

順不同です。

①『君の名残りを』浅倉卓弥さん

      2004年

幼馴染みで、それぞれに男女の剣道部の主将を務める高校生、白石友恵の原口武蔵は、下校途中、工場火災に巻き込まれ、そのまま消息を断った。

二人は友恵の友人の弟・志郎と共に、平安末期の世界へと呼ばれたのだった…。


タイムスリップものです。

こういう本、好きなんです。

ともえ(巴御前)むさし(武蔵坊弁慶)と言えば、歴史好きはわかると思いますが、私は歴女ではないので読んで、へ〜〜!凄い!でした。

浅倉卓弥さんと言えばデビュー作の『四日間の奇蹟』の方が知られているかもしれませんが、私はこの本がとても面白かったです。

ラストは切ないです。



②『十二単衣を着た悪魔』内館牧子さん

      2012年

日雇派遣の仕事で「源氏物語」の設営を終えた伊藤雷は突然「源氏物語」の世界にトリップしてしまった。

悪魔のような魅力を放つ弘微殿女御と息子の一宮のパーソナル陰陽師になり、平安の世に居場所を見つけた雷だったが…。


これもタイムスリップです。

当時の暮らしと現代との違いなど、興味深く、また主人公がどのようにして馴染んでいくか、ハラハラしながら読み進めます。

こういう話はラスト、元の世界に戻れるのか?というところが気になります。

この本も、とても面白くて印象に残ってますが、映画化はあまり上手くいかなかったみたいですね。

観てません。


今季のドラマ

平安繋がり『光る君へ』😌

タイムスリップ繋がり『不適切にもほどがある』😁


他にも『戦国自衛隊』半村良さん、『時をかける少女』筒井康隆さん、タイムスリップ、トリップもの、夢中になって読んだ覚えがあります。

どちらも映画化されてますし、時を〜の方は原田知世さん主演の映画の方が有名かも。

アニメも評判よかったですよね。



③『異人たちとの夏』山田太一さん

     1987年

妻子と別れ、孤独な日々を送るシナリオ・ライターは幼い頃死別した父親そっくりな夫婦に出逢う。

しかし恋人は「もう決して彼らと遭わないで」と懇願した…。

ひと夏の異界の人々との交流を描く。


これは映画を先に観て原作を読んみました。

映画が良かったので…!

異人が怖いというより、切なくて泣ける映画だったという記憶です。

原作は映画のキャストを思い浮かべながら読みました。

主人公が風間杜夫さん、父親が片岡鶴太郎さん、母親は秋吉久美子さん、恋人が名取裕子さんだったと思います。



④『飛ぶ夢をしばらく見ない』山田太一さん

     1985年

時間を逆行して生きる女性と中年男の激しい愛と快楽の日々。

そしてやがて訪れるであろう別離の予感。

男と女は残された短い時間を終末に向かって走り続ける…。


きっと異人たちとの夏つながりで読んだのだと思います。

官能的な表現が多かった覚えがありますが、これもまたラストに向かうにつれ、切なかったです。

山田太一さんと言えば、『ふぞろいの林檎たち』や『岸辺のアルバム』が有名だったという思いますが、もちろんこのふたつも良かったですが、なぜか私はこちらの2作が印象的です。



⑤『墓地を見おろす家』小池真理子さん

     1988年

若い夫婦が東京都のマンションを格安で購入。

そのマンションは万世寺という寺と墓地に囲まれていた。

ある日、テレビを見ていると不思議な出来事が起こる。

その後、近いうちに住人が次々と引っ越していくということを聞く。

図書館でマンションやこの地区の歴史について調べるが、ある日地下室でおかしな出来事があったことを聞き、管理人と一緒に点検に行く…。


と、このあらすじではわからないけど、究極のホラーです。

怖いです!

救いがない怖さです。

小池真理子さんはホラーを沢山書かれていますし、一時期のめり込みましたし、読み応えもありました。

ホラー好き!!

その中で、この本がとても印象に残ってます。

この本はもう図書館にありませんでした。




というように、私は小説でなければ体験できないような不思議な話が好きみたいです。

全て現実ではあり得ない話です😆

ずっと以前に読んだものを思い出しながらなので、ほぼ忘れてますが、いつかまた読み返したいなと思っています。


写真を貼りたかったのですが、わからなくて断念しました(-_-;)



ひとりで熱くなってしまいましたが、読んでくださった方いらっしゃいましたら、ありがとうございます💕