今また、次々と予約本がやって来て、追いつきませ〜ん。
が、読まないで返却はちょっと悔しいので
読みます!
読んだ本です
『ずっとそこにいるつもり?』古矢永塔子
物怖じしない転校生の美月。
副担任の杏子はクラスで虐めの標的になることを懸念するが…。
アミの会短編アワード2022受賞作「まだあの場所にいる」など、予想外の展開&結末の全5作を収録。
初読みの作家さん。
ブログ内で好評のこの本、やっと読めました。
評判の?「BE MY BABY」わからないよ、これは…!ラストになるまで、絶対違う想像するでしょ!
詳しく書きたくても書けませんけどね(笑)
「まだあの場所にいる」も、あ〜そうだったのかー!わかりませんよ、ラストまで。
と、楽しませてもらいました。
『喫茶おじさん』原田ひ香
松尾純一郎57歳。
早期退職をし、現在無職。
妻子はあるが現在は別居中。
純喫茶巡りを趣味にしようと、コーヒーとその店の看板の味を楽しみながら各地を巡るが…。
皆さん、おじさんにイラッとされているようですが、私はいるよね、こういう人…
くらいの感じでした。
夫と長年付き合ってきた自分としては、もっとイライラしてきたので…(笑)
それに小説だし!
と言ってしまえば、身も蓋もないですね💦
何にもわかってない…けど、悪い人ではないし、美味しそうな食べ物がいっぱい出てきたので、そちらに気を取られました。
楽しく読めてしまいました😆
NICU(新生児集中治療室)
そこは精一杯の命のたたかいと、わたしたちが忘れてしまいがちな奇跡であふれている。
「騒がしい場所」「名付ける場所」「願う場所」など全7話を収録。
NICUに携わる人たちの連作短編集。
特に胸がギューッとなったのは「願う場所」
染色体異常、羊水過多、先天性心疾患、合併症、無呼吸発作。
18トリソミーの赤ちゃん。
わたしは、なにが違ったのだろう、幸せな妊婦でいることがなぜ許されなかったのだろう…?
出産にたどりつく前にお腹の中でなくなってしまうことも多く、なんとか産まれても半数ほどは一ヶ月以内に9割ほどの子が1年以内に亡くなってしまうというデータがある。
心(ココ)ちゃんと名付けられたその子は
37週、帝王切開で1700gで産まれ、2ヶ月後に2000gでこの世を去る。
筋肉の反射などではなく、笑いながら…。
連作なので後日談もあります。
薄い本ですが、中身の濃い1冊です。
加藤千恵さん、実力派の作家さんだと思っています。
医療費の計算や、いろんな資料などの整理をしたいのですが、まずは読書優先の日々です。
読書を口実に苦手なことを後回し…、ツケが回って来るのはわかっているのですか…。
また来週です♪