一般的に新築戸建て住宅完成後の補修がどの程度あるのかわかりませんが、個人的には少なかったように思いました。ただ、補修の内容ごとに日程を決めたり立ち会ったりするのはとても大変でした。
引越ししてしばらくすると、最初はなかったクロスの隙間やジョイントの割れが起こり始めました。1階より2階、2階より3階と上層階になるにつれて多くなります。また、内覧会で指摘して貼り換えたところは表面に下地の凹凸が目立つようになってきました。入隅はコークでの対応となり、下地処理の不具合やジョイントの割れは貼り替え対応となりそうですが、貼り替えには家具の移動や便器の取り外しを行うため、手配にかなり時間を要してしまいそうです。未だにクロスの是正工事は実施されておりませんが、新築後は木材の収縮拡張が多いため、致命的な問題でなければすぐに貼り換えるより少し時間をおいてから貼り換えたほうがよいそうですよ。ほんとかどうかわかりませんが…。
次にフローリングや階段の床鳴りが起こりました。担当監督さんに見に来てもらうと実際には床鳴りとは違うとのことで材料同士が擦れる音だそうです。床鳴りではないため、手直しをするとよけいひどくなる可能性もあるからこのままにしたほうがよいとの回答でした。音はよくある床鳴りのギギギーっというよりはパリパリとかミシっみたいな感じです。気温や湿度にも関係するようで、こちらも新築後の木材の収縮拡張が影響するとのことで様子をみましょうということになりました。
心霊現象ではないと思いますが、夜中にパキっとどこからともなく音がすることもあります
お次は、クリナップのキッチンです。食洗器のエラーでしばらく使用できなかったのですが、これは初歩的なミスで給水の元栓が閉まっていることが原因でした。初歩的過ぎて逆に原因の特定まで業者さんも苦戦しておりましたさらに我が家のキッチンはclass2のボーテカラーを選択しましたが、扉や引き出し等の表面のクリア塗膜の下にぶつぶつんした気泡のようなものがたくさんみられ交換することになりましたが、何度交換しても同じ症状で、結局3回目でこれが仕様ですとメーカに言われました。とくにダウンライトの近くは目立っており、個人的に納得できるものではありませんでしたが、仕様ですと言われてしまうともう何も言えません…。仕様だったのなら、なんで2回も交換したのよ………。
また、ボーテカラーに限ったことではないのかもしれませんが、吊り戸にクリスマスなどのデコレーションで使う貼ったりはがしたりできるゴムっぽい素材のサンタさんや雪の結晶などを貼っていたのですが、これをはがしてみたら跡がくっきり残ってしまいました。周知のことかもしれませんが、拭いても取れませんのでお気を付けください………。
そして、キッチンで一番の問題だったのが手元灯です。吊り戸の下に手元灯が付いているのですが、L字型キッチンなので奥の方についている手元灯のスイッチまで手が届きません。スイッチを反対側につけてほしいとお願いしましたが、どうやら簡単なことでは無いようで、対応策を考えるのに時間がかかるようです。
住んでみて実際にいろいろ使ってみないと図面だけではわからないこと多いですよねー。コンセントもつけすぎると目障りかと思って、そんなに多く増やさなかったのですが、実際はここにもほしいとか、もう少しこっち側にあったら便利だったのにと思うことがちょくちょく……いやかなりあります
まだまだ、是正と愚痴は続きます…