前回の打合せで自分たちが建築に関して無知であることを思い知らされ、営業の方と適当に間取りを決めていくことがとても不安になり、このままではいけないと建物に関してネットで調べる日々を送ることとなりました。仕事中も自宅でも常に家のことを考えています
専門職ではない営業の方と施主が間取りを好き勝手変更できるのには理由があります。3階建て以上の住宅では構造計算が必要となり耐震性や強度に問題がないか計算して数値化されます。これをクリアしないと建築申請が通らないのですが、2階建てはこの構造計算書を提出しなくてもよいことになっています。つまり2階建てまでなら好き勝手な間取りの家を建てることができてしまいます。アーキテクト社の2階建てで構造計算を行うには、オプションとして概算で60万円以上かかると言われました。
これを知ったときは恐怖を感じましたね
最終的に有資格者の建築士の方が確認するとのことでしたが、この先、だれも親身になって考えてくれる人がいなかったとしたら、素人が考えて設計した建物が建ってしまいます。どのくらいの強度が確保されているかもわからない家に住むのっていやですよね…。
ネットやyoutubeの情報では直下率と壁の配置で強度が変わるということでした。直下率とは、1階と2階の柱が同じ位置にどのくらい来ているかを表す数値です。壁の配置は、建物に対して縦横方向に均等に壁が配置されているかが重要なようです。この辺りを気にしながら、再度間取りを考え直していきます。
2回目の注文住宅で、少し知ったような気になっていましたが、これはまったくの勘違いで恥ずかしく思いました。安いのにはそれなりの理由があり、施主も苦労することとなります。もちろん、参考プラン通りの標準仕様で安ければなんでもよいという人にはとても合っているプランだと思いました。