オープンハウスさんから早急な契約を迫られていた私たちは、こんなすぐに何千万もする買い物を決めてしまって良いものか悩みました。
これまでに建売の内覧に行った物件は、その後見に行くと全て売れていました。即ち都内では、駅から遠くても敷地が変形でも購入したい人は必ずいるということです。とくに駅近など好立地物件は椅子取りゲームのように感じていましたので、条件の良いこの物件を購入することにしました。
比較的すぐに購入を決断できたのも、何度も内覧をして相場感が養われていたのもあるのかなと思います。
オープンハウスグループでは、大まかにですが下記の分業がなされています。
オープンハウス本体:不動産仲介業者で営業メイン
オープンハウスディベロップメント:土地仕入や建売販売で顧客への営業はしない
オープンハウスアーキテクト:注文住宅の請負と営業
今回の契約では、オープンハウスディベロップメントが仕入れた土地をオープンハウス本体に仲介してもらって、その後オープンハウスアーキテクトで住宅を建設するという内容でした。
そのため、これまた納得のいかないところですが、自社グループ内で仕入れや販売を行っているのに仲介手数料を取られます。しっかりと上限である取引価格の3%+6万円です。
これまでに内覧してきた自社で建築販売している建売は、ほとんど仲介手数料0円となっていました。まあ、価格の中にその分が含まれている可能性はありますが、表立って費用の請求をされることはありませんでした。もちろんそのような物件でも不動産屋さんを介すと仲介手数料取られます…。
また、同じ物件に対して複数の不動産屋さんに相見積もりを行うことはタブーとされているようで、最初に案内した不動産屋に優先交渉権があるとかなんとか。不動産業界では当たり前なのかもしれませんが、消費者からすると不利益でしかないですよねー。
そして、購入の意思を担当者に連絡すると契約の前に、ぜひ弊社で建築した物件を内覧して欲しいとのことだったので、内覧のため営業所に向かうと、前回担当していた若い方ではなく副店長を名乗る人物がお出迎えしてくれました。なんでも、前回の人は他の内覧が入ってしまって、今回からは副店長の私が担当させてもらいますとのこと。
来るたびに担当者変わるんですけど…。まあ、副店長とのことだしよかったのかなーとその時は思いましたね、そのときはね
さらに次回へと続く。