本日当地は父の日。
夫の父を中心に家族が集まってピクニックをしようということになり、何か簡単につまめてシェア出来るものを〜と考えて、ピロシキを持って行った。
義父は生まれはドイツだけど、ドイツ人ではなく、両親を辿って行くとエストニア人で、ロシアの血も入っているという話。
興味深いのは、いくら70年以上オーストラリアに住んで英語しか話せなくても、そのルーツは食べ物に表れるということ。
三つ子の魂百までというか、食事は文化というか、アイデンティティというか。
義父はたいそう喜んでくれたけど、レシピは何を見た?と聞かれた。
使ったのは日本のレシピ。
どうやら具材の味付けが優しすぎたらしい。
昔、義父のお婆ちゃんが作ってくれていたのには、ピクルスやレーズン、ハーブはディルが入っていたらしい。
余談だけど、バルト三国付近の料理はディルが良く出てくる。ポテトサラダやニシンのヨーグルトあえ(ディップとして使える。料理名不明)にも入っている。
具材をメモしたので、次回は義父のお婆ちゃんの味を目指して作ってみようと思う。
Happy Father’s Day!