福島市はmこれ以上メガソーラーは要らないという「ノーモアメガソーラー」宣言を行った。
木を伐って山を崩して谷を埋め、土砂災害を引き起こし景観も破壊する太陽光発電など不要だというのだ。
下の写真の様に無残な景観を晒している。
メガソーラーに限らず洋上風力もそうなのだが、自然エネルギーはエネルギー密度が話にならないくらい低く、集約するのに物凄くコストがかかる。
破壊される自然環境もそのコストの内だ。
エネルギー密度の高いものこそ財布と環境に優しいのだ。
扱いは難しいがそれを克服してこその人間だ。
何のことかと言うと原子力だ。
福島市の対応は正しいのであるが、気づきが遅すぎたね。
まあ某H村のように村長が前のめりで気が付かない村よりはマシだが。
「メガソーラーは不要」福島市が宣言 山地で法面崩壊、土砂流出の被害も 景観、災害…懸念多く(産経新聞) - Yahoo!ニュース
メガソーラー建設に伴い、山肌が露出した先達山の斜面。異様な光景に驚く市民は多い=福島市(芹沢伸生撮影)
大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設が相次ぎ、景観が損なわれ災害の発生も危惧されているとして、福島市は「ノーモア メガソーラー宣言」を12日までに発表した。「山地へのメガソーラー設置は望まない」という市のスタンスを明確にし「事業者に入り口の段階で諦めてもらう」(木幡浩市長)のが狙いだ。 市によると、出力1メガワット以上のメガソーラーは未完成も含め、8月現在で市内に26施設ある。山間部では多くが斜面に設置され、森林伐採で土壌が保水機能を失い、過去には大雨で法面が崩落し、土砂が流出するなどの被害も出ている。 市は令和元年に「太陽光発電施設の設置に関するガイドライン」を設け、事業者に法令順守や周辺環境への配慮、地域住民との協調などを求めてきた。しかし、手続きが適法であれば市は建設を止めることができない。 条例での規制も検討したが「法の仕組み上、効果が乏しい」(木幡市長)と判断し、宣言で市の考えを明確に示すことにした。 8月31日付で市長名で発表されたノーモア宣言では、設置工事に伴う森林伐採などにより、景観悪化と安全に対する市民の懸念が高まったと指摘。山地へのメガソーラー設置は「これ以上望まないことをここに宣言する」とした。さらに「設置計画には市民と連携し、実現しないよう強く働きかけていく」との一文も盛り込んでいる。 木幡市長は「地域と共存できる再生可能エネルギー発電は、これまで以上に強力に推進する」と話している。
野口健さんもそう言っているぞ。
野口健さん、福島市の「ノーモア メガソーラー宣言」に触れ「国の対応があまりにふがいない」と私見(中日スポーツ) - Yahoo!ニュース
登山家の野口健さんが12日、自身のX(旧ツイッター)を更新。福島市が「メガソーラーは不要」と宣言したという報道に触れ、「全国でこれだけ声が上がっているにもかかわらず、国の対応があまりにふがいない」と私見を述べた。 福島市は8月31日、大規模な太陽光発電所(メガソーラー)設置に対する現状や課題を踏まえ、「ノーモア メガソーラー宣言」を発表。山あいへの設置が相次ぎ、森林の伐採や用地の造成による景観の悪化や、地域の安全性に対する市民の懸念が高まっていることを指摘した。 野口さんは以前からメガソーラー設置による環境破壊に危機感を抱いていた。昨年8月には「ソーラー発電自体に反対ではありませんが、山や森を削って建設されているメガソーラー発電には反対。全国各地から悲鳴の声が僕の元にも届いています」と投稿していた。
日本国は国土の7割が山林で平地が少ない。
平地におけるメガソーラーの密度は既に世界一でこれ以上設置できる箇所は無い。
国土面積当たり太陽光kw/h㎡では177kw/hで世界一だが、平地に限ればその3倍の密度になるという。
(奈良林直先生しらべ)
もうこれ以上増やすのは止めるべきだ。
寿命を迎えたパネルやパワーコンディショナーが放置されるのは火を見るよりも明らかだ。
自然に優しいとか環境に優しいとか嘘ばっかりだ。