202605-062:ミッキー・カーチス氏の金言 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。


「あの頃は良かったとか、僕は絶対思わない。いつでも、今が一番好きだから」

「今が一番」で思い出すのは、昔アテネフランセのネイティブ英語教師が好きなことばといっていた「刹那主義」です。受験戦争に参戦していた当時の高校2年生には、このことばの意味が理解できませんでした。瞬間、瞬間を生きるといわれて、何て切ない生き方をする人だろうと否定的な感覚を持ったことを思い出しました。刹那的に行動することは、出たとこ勝負、無計画、無責任であると思い込んでいました。
過去にとらわれず、不確かな将来のことを考えず、ただひたすら、今この刹那を充実することが大切という考え方は、現実逃避の否定的な生き方ではないような気がしています。
「良かったあの頃」とそれ以下にはなってほしくない将来が今この瞬間でつながっているはずですが、この先、あの頃より良くなると楽観的に考えることがむずかしい世の中です。
右肩下がりが続くかぎり今が一番です。明日は今日よりさらに悪くなるなら、今日を楽しむほうが賢明です。もう一度体験できるわけもない「良かったあの頃」とどう転ぶかわからない「不確かな明日」の交差点で、逡巡して立ち止まったりふりかえったりしてはいけません。
時々、信号無視をして突っ込んでくる悪いひとが現れますので、できる限り左右をよく確かめて、不確かな明日に向かって平常心で一歩踏み出したいものです。