202110-659:我慢は才能を枯渇させてしまう | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。


米国の某コンサルタントは、くだらない我慢からは何も得るものがないといいます。
「我慢すること、柔軟であること、適応すること、感謝の心をもつこと、・・・すべて良いことであるが、人は時としてこの美徳に縛られて無駄な我慢をしてしまう。今抱えている我慢に対して、それがもたらすメリットを考えてみよう。最もわりの合わない、犠牲の大きい我慢は、どれだろうか。我慢は成功の杯にあいた穴のようなもの。運も幸せも、その穴から漏れ出してしまう。我慢は才能を枯渇させてしまう。」

まだ残っていると期待する虎の子の、ささやかな才能の枯渇を恐れて、しがない勤め人を卒業して起業すると無駄な我慢はなくなります。成功の美酒を求めて孤立を恐れず。その先には更なる我慢が待っていることでしょう。