202110-646:二月の勝者 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。


塾は営利企業というドラマ第1話を見ました。
中学受験の塾の話で、塾の職場長は合格を決めるのは父親の財力と母親の狂気とか言っていました。
プロサッカー選手を目指す子の親に、将来プロになれる確率は0.08%、名門中学に合格する確率は10%と応募者と合格者の統計的な数字をまくしたてます。
こういう場合、次々にでてくる統計数字をメモする親はいません。最後の合格率だけが記憶に残ります。

昔、事業所の宣伝会議で会議資料に記載されていない営業関連の実績や見込みの数字を、メモなしでわかりやすく説明したマネージャーがいました。饒舌なこの人の信頼性が気になり、スラスラでてくる数字をメモしました。そして、気がついたことを会議中に質問しました。数字の端数が説明するたびに少し違うことを指摘しました。
答えは「数字は目安だから端数にはこだわらない」とのことでした。
でも影響はあったようで、次の会議では使われた数字は資料に記載していました。