202110-637:共に甘い汁を吸うというビジネスモデルはいけません | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。


アメフットのラフプレーでブランドイメージに大きなダメージを受けたはずの日大の理事長と当事者が健在でした。私企業で同じようなトラブルがあれば、物販会社なら不買で事業継続が危うくなり、資金繰りが行き詰まり、同業他社に買い取られます。
このマンモス大学が保守できたのは、たくさんの卒業生のサポートとたくさんの在校生の需要があったからでしょう。

子飼いの理事と一緒に甘い汁を吸うというビジネスモデルはいけません。外様の理事に恨まれます。

非上場で同族会社なら、オーナーは従業員と共に甘い汁を吸うことはありません。甘い汁は創業家だけが吸います。従業員は経営者になる心配をしないで日々社業に励んでいればいいとオーナーが言い聞かせます。従業員の立場は横一列で平等ですから、派閥争いも私腹を肥やすこともやってはいけません。カリスマオーナーのおかげで、魔法の王国は商売繁盛、従業員は幸せです。