手軽なドローン全盛で、操縦が難しいラジコンヘリコプターはあまり見かけなくなりました。
ビフォアコロナ時代に多摩川かぜの道をポタリングしていた時に不思議なラジコン飛行機を見たことがあります。
河川敷で、頭を上にして垂直の姿勢で、地上1~2メートルの高さで模型飛行機がホバリングしていました。まるで、金魚が水面で口をパクパクしているような格好です。飛行機は垂直に上昇すると、推力が限界に達した瞬間、頭を下に反転してストンと墜落すると思っていました。ですから、模型飛行機で遊ぶときは、垂直上昇は墜落してしまうのでやってはいけないことでした。少年時代からの思い込みに反して、その模型飛行機は、地上1メートルから2メートルの空間を、頭を上にしたまま垂直に上下していました。驚きました。ただ、それだけのことですけれど。