202109-606:思い出したくない失態 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。


だれにでも、大事な場面でまさかの失敗した経験があるはずです。

六本木のとあるビルにうさぎのコスチュームのウェイトレスがゲストにお尻を向けてドリンクサービスする客単価高めの洋風居酒屋がありました。六本木で音楽制作会社を経営する後輩と夜中に遊びにいったことがあります。そんな仲間の紹介で何回か会社に内緒で仕事を手伝い、ネットワークが広がりました。

ある時、日本市場進出を狙う外資が、英語は苦手ですが利益に大いに貢献が期待できるローカルマネージャーの面接を手伝う話がありました。これはうまくいきました。業界にまったく縁がない素人の部外者が通訳するので、業界に話が漏れる心配がないのがよかったそうです。
次は米国の食品会社が商品発表会を赤坂のホテルの大宴会場で開催しました。小会場での料理の実演会で通訳をしました。
ここで長く忘れられない失敗をしました。廃鶏とか薄力粉とか料理用語を英語でどういうか知らなかったので日本のバイヤーとの質疑応答で苦労しました。それとシェフの南部訛りの英語が聞き取れませんでした。一個一個の単語は英語ですが、文章になると理解できませんでした。標準語を学んだ外国人が関西弁を理解できないようなものです。いまでもときどき苦い思い出としてふっと浮かんですぎ消えます。

今日で退任する首相が何回かやってはいけないミスをしています。原爆ドームで演説の原稿を読み飛ばしたのは、一般人なら残りの人生でトラウマになりそうです。
人生いろいろ、悩みもいろいろです。