2000年前後、今思えばITバブルの頃でした。
新型パソコンが各メーカーから半年も間を置かずに次々と発売され、OSがバージョンアップし、それに対応するソフトウェアもバージョンアップされていました。
パソコン雑誌では、いつが買い時かというテーマで記事を書くライターがたくさんいました。
今ほど安くない高額商品で、インターネットはまだ電話回線でしたが、社内ではLANが普及し、グループウェアが標準化されていました。そのような環境ですから、少しでも処理速度が上がり、メモリーが増えれば仕事の能率が上がると思い込んで、新しいPCをいつ買い替えるかというので悩まされた時代でした。
その後IBMがTHINKPADを売却しPCは成熟期を迎え、ユーザはニューモデルに気持ちを動かされないで、本来の情報処理業務に集中できるようになりました。ニューモデルのサイクルがユーザにわかるようになり、買い替えのタイミングをユーザが選べるようになりました。
現在はSNS全盛で利用するメディアは動画が中心となっています。
そろそろその流れに乗ろうと思って、アクションカメラを買いました。電動アシストバイクに吊り下げて日々のポタリングや160KMロングライドで活用します。
ようやく気軽に使えるようになった先日、カメラが届いてから45日後にニューモデルが発表されました。おまけに使用中のモデルの取得価格より安い価格が提示されています。久々に味わった感覚です。懐かしいと思うことにしました。