ビフォアコロナ時代に高尾山の6号路を登っているとき、ベテラントレッカーに声をかけられました。「ゆっくり歩きなさい。せっかくこのようなすばらしい自然の中にいるのに、なぜ早く歩くのだろう。今の人の考えはわからない。自分は50年以上、このペースを変えていない。ゆっくりと自然を楽しみなさい。」
この人は、完璧な装備で、ゆったりと高尾山の登りの負荷を楽しまれていました。
早朝の公園の遊歩道で、年配者にいつも追い越されている身としましては、すばらしい解を教えられホッとしました。早く歩くのは、良くないです。「継続は力なり」「スローライフ」「有酸素運動」「老化防止」「健全な精神は健全な身体に」などいろいろなキーワードが、お年寄りのアドバイスのおかげで自然につながりました。
人生、まだ残りがあります。自分で選んで手にした環境なら、急がずゆったりと、楽しみたいものです。