202008-444:家のローンに縛られるのを嫌う | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

新婚生活がそろそろ安定し始めるころのカップルなのです、

知人の話が家を買う時の意思決定に影響を与えたそうです。

「結婚後数年経つと、小金が貯まり、住宅ローンの頭金ぐらいにはなります。そこで家を買おうという話になったとき、些細なことで夫婦喧嘩をしました。この先30年、ローンを抱えて家に縛られて、家庭と仕事を維持しなければならないリスクを考えると、ここで家を買うことは賢明ではないと判断しました。翌日、キャッシュで真っ赤なフェアレディZの新車を買いました。2年後にはキャッシュで白に買い替えました。」

賢明な若夫婦は、この話をきいて、土地と建物をそれぞれの名義に分け、土地は男性名義、建物は女性名義にして、それぞれが別々にローンを組んだそうです。