3万人分の業務量を削減 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

みずほ銀行はメガバンクの最後尾で今後19000人削減するそうです。大規模な構造改革の趣旨は会社の都合でリストラするというのではなく、定型的な作業は機械にまかせ、行員はシステム構築されたツールをどのように使いこなすかということで理解してもらっているそうです。3大メガバンクで合計3万人分の業務量を削減するそうです。

機械が定型的作業をするということは、今はやりのAIが人間の代わりになります。業務システムを構築する高度情報処理技術者、いわゆるシステムズエンジニアがツールを構築し、ツールを利用する人が生き残り、ツールでできる仕事をしていた人はゴミ箱入りです。安定した職場であったメガバンクも配属先にもよりますが、この先じっとしている行員はゴミ箱行きとなります。銀行にも「ゆでガエル」事象が発生します。

 

かつて宅配便のドライバーが、セールスドライバーにバージョンアップして業界をリードしたことがあります。今度は、SEがセールスSEとなって、AIやIOTをデフォルトで装備したスーパーセールスパーソンとして私企業で活躍する時代に変わっていくのでしょう。これからは、IT企業のSEだけでなく、一般企業もSEに要求されるシステム開発や情報処理のスキルをデフォルトで持っている従業員がそれなりの年収を稼ぎ、ツールでできる業務しかできない従業員はゴミ箱かツールのランニングコスト以下の収入になるのでしょう。きわめて合理的な勝ち組のルールです。