成功事例の裏側 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

ビジネス番組で最近倒産の危機から立ち直ってピーク時の半値戻しとか、黒字転換とかいう成功物語が紹介されています。今までも放送されていたけれど、関心がなかったので気がつかなかったのかもしれません。バブル崩壊後暗黒の20年有余年をなんとか生き残って、現在健康で負債も抱えず身の丈にあわせて年金生活を楽しんでいる団塊の世代がたくさんいることと思います。

私企業はかならず存亡の危機を迎えます。その兆しを感じて早目に転職して個人のリスク回避をすることは難しくありません。何か変だと感じたら逃げだせばいいだけです。自分だけは大丈夫と高をくくっているといわゆる「ゆでガエル」になります。逃げ遅れて早期退職・リストラ・解雇となると次の選択肢が限定的となります。経営者なら仕方ありませんが、経営者の心意気に惚れて心中する勤め人もいるかもしれません。もちろん危機は一時的でその後V字回復基調になることもあります。その場合は、苦しい時にがまんしたご褒美をいっぱいもらえるはずです。

 

多くの逃げ遅れた勤め人は、たとえ絵に描いた餅、捕らぬ狸の皮算用であっても、捲土重来を期待し挽回したときにもらえるご褒美を心の支えにして、先行き不透明な環境でも解雇されるまで居残ります。

居残る理由、辞めない理由があるわけあり従業員もいます。ほかに安定して給料もいい職場があるのに逃げ出さない従業員がいます。よそ者の目には、会社を食い物にしている従業員に映ります。