勤続10年を越えた頃から、先行き不透明感を全く感じない環境につまらないと思い始めたような記憶があります。当時は業界水準を少し上回る給与、親会社のスタッフとして結果が出せるやりがいのある仕事が途切れることなく舞い込み、連日早朝から深夜まで不平不満を覚える暇なく働きました。待遇面ではグループ企業内では恵まれていました、もちろん待遇に見合うまたはそれ以上のサービスを会社に提供していました。毎日身の丈に合った暮らしをしていました。公務員の父の影響もあったと今では認めますが、贅沢はしていませんし、装飾品や貴金属の所有欲はありませんでした。そもそもブランド品の存在を知りませんでした。
20代の頃、西湘バイパスをあのスカGで目いっぱいのスピードで飛ばしているときに、後ろから道を空けろとパッシングされ、まさかこのスピードを超えることはないと高をくくっていたら、左から抜かれ、アッという間に視界から消えた車がありました。ポルシェでした。240KM以上で軽やかに走り去る車を見て、目から鱗でした。あの一瞬、上にはまだまだ上がある、手の届かないモノがあるという事実が潜在意識に刷り込まれたに違いありません。その後は、ドイツをターゲットにして、精進しました。
話は飛びますが、初任給のうち1万円を祖母にプレゼントしました。祖母はすでに痴ほうが始まっていて、孫が奮発した紙幣を、祖母の娘である叔母にあげていました。叔母は喜んだはずです。
晩年の叔母に会った時、叔母は年金から1万円をくれました。叔父は不思議に思ったでしょう、甥にあげる小遣いとしては高額ですから。叔母はあの時の借りを無利子で返してくれたと思っています。
今月のお給料で買いたいものはなに?
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