新橋駅前にはまだたくさんいるかもしれませんが | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

新橋駅前にはまだたくさんいるかもしれませんが、件数は減っています。

社員食堂や大会議室で社員忘年会を継続している会社は儲かっているか損していない会社でしょう。

各課が新人紹介も含め、米国9月のキャンパスで行われるイニシエーションみたいなものとして、余興を催行してきました。新人は1週間以上業務を早目に切り上げ(会社公認)練習に励みます。

本番で評判がよければ、職場長の日頃の指導が良いとのことで職場長が役員候補リストに掲載されるかもしれません。

 

昨今は、多くの会社がリストラの一部として運動会や慰安旅行、宴席をカットしていますので、全社的な忘年会行事は存続が危ういのでしょう。それに、従業員が残業のつかない行事に参加したがりません。日頃納得のいかない上司の采配に加えて、忘年会の席でもよいしょをしなければいけないのかという不満が可視化、意思表示されています。

 

先日聞いたある飲食業者の話ですが、社内で実施する忘年会の料理を競合他社から買って開催するという会社側の提案に、従業員が後片付けを嫌い消極的な態度をとったそうです。

そもそも、飲食店が従業員の忘年会の料理を他の店からとるということからしておかしいのですが、それを並べたり片付けたりする作業が平常の業務ではないので「いたしません」というわけです。

儲かっていない会社は何をやってもうまくいきません。

 

会社はこのような従業員はカットすればいいのに、従業員ももっと楽しい会社に転職すればいいのにと、善意の第三者としては思います。どちらにしても大きなお世話であることには間違いありません。

 

 

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