昼下がりの車内で妄想 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

昨日は5時間、電車に乗りました。
普段10KM圏内は、自転車で移動しているので長時間電車に乗るのは、2カ月に1回の出張ぐらいです。

軽装で山に登ってはいけないということで、1200M級の山でもしっかりした靴をはきます。もちろん、遭難やケガを想定して最小限の有事の備えもしています。そういうわけで、登山の装備で電車にのると、まず前に座っている乗客の靴が気になります。

往路で見たのは、アウトドアブランドで1万円以上する履きやすそうなアッパーがメッシュの靴です。ご婦人が履いていました。ただし、違和感がありました。足元だけをみると、スポーティなのですが、ウェアは普通のおばさん風です。さらに、手首には高そうなロレックスがありました。靴と時計が高いので、もしかしたらウェアもブランドモノかもしれないと思いました。でも、すっぴんの農家のおばちゃんという感じが払しょくできません。

周りと同じようにスマホでゲームして時間をつぶせばいいのですが、ゲームはしないので目の前の人をちらっとみて妄想しています。こんなことをしながら5時間つぶしました。

吉野輝一郎