懐かしい古戦場 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

企業の夏休みシーズンがはじまります。

昔、毎日が日曜日という言葉が流行ったことがありました。
1990年代だったかもしれません。
週休2日がまだ定着していない頃で、平日の昼下がり普段着で町にでるとおばちゃんたちの視線が気になる時代でした。平日に散歩や買い物をするのは、平日が公休のサービス業や不動産業業界の人か、または失業中のサラリーマンでした。

今は多数派の団塊の世代が定年退職となり、平日の野に山に元気な中高年があふれ出ています。休日や通勤時間帯の混雑を嫌い、時間をずらして行動します。オフィス街にあるいろいろなお店では、出勤時間帯やランチタイムを除くとゆったりとショッピングができそうです。

子供たちが戦っているビジネスフィールドは、親たちにとっては懐かしい古戦場です、いわゆるあの夢の跡です。大きくりっぱなビルを眺め、贅沢な空間で24時間働いていた頃をふと思いだします。

現役の頃の出来事を懐かしい思い出として受け入れることができる人は幸せです。煮魚を食べて、残った骨をお椀にいれて熱湯をそそぎ、染み出たうま味を楽しむようなものです。

やり残したことは、骨に残った身のようなもので、お椀になかで柔らかくほぐれてきます。これもまたおまけのようなものです。感謝していただきましょう♪

吉野輝一郎