野生動物は毎日餌にありつくことはないので、何日も獲物が無い時に備えた体の仕組みができているそうです。人間も飽食より少食のほうが生存に適しているようです。
タモリさんは1日1食だそうです。それが長年「笑っていいとも」を続けられた理由であったかもしれません。彼がダイエットに悩む人によくいっていました。「食べなければ肥満にならない、ダイエットしたければ食べなければいい。」
常に満腹状態のマウスと70%に抑えたマウスを観察すると、腹七分目のマウスが長生きするそうです。
でも、1日1食をテレビで煽ったことはない気がします。1日3回しっかり規則正しく食事をすることを厚労省は勧めていますし、国や飲食業界の思惑を逆なですることは控えているのでしょう。
国民が1日1食にしたら、スーパーの食材は売れ残りファミレスは閑散とし、オフィス街ではランチタイムの行列がなくなります。消費者が買いの量を減らしますので、買い手市場になり価格は下がります。エンゲル係数は下がり、我が国の食料自給率は上るでしょう。もちろん、小食により、体質改善がすすみ医療費の負担も激減します。
酒もたばこも控え、食事も1日1回、間食もしないとなれば、個人のキャッシュフローは著しく改善されるにちがいありません。消費税10~20%も脅威ではありません。
少食を全員ができるわけではありませんから、まだまだ始めた者勝ちの状態です。
吉野輝一郎
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