社会保険事務所と呼ばれていた頃 | 団塊世代の"愚考にため息"

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ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

年金事務所が社会保険事務所と呼ばれていた頃、変更届出をしたときのことです。

相手は、調査官とか何とか課長とかの立派な席札が机の上に置いてあり、昔ながらの白布のカバーの肘掛椅子に座っていました。一方、彼らの収入源である一般民間人は、3千円ぐらいの折りたたみの椅子でした。xx官というお役人にお願いをして社会保険料を支払うというスタイルです。

後日、指定された日に審査結果の連絡があるというので待機していましたが、連絡がなく、終業時間直前に問い合わせしたところ、担当官は午後から外出していて作業は未完であるという返事でした。ここで、声を荒げて「やっていないということなら、いつになるのか」と電話口で対応している係に聞きました。返事は、翌日作業するから始業1時間後に来所してほしいとのことでした。

その後、年金問題が沸騰し社会保険事務所の不適切な実態も明らかになり、年金事務所と名前を変えて出直したようです。

先日、年金の振込先変更をお願いしに、年金事務所に行ったところ、様子が変わっていました。窓口対応が、まるで法人向け三菱銀行から個人・中小企業相手の旧・三和銀行になったようで、官から民に視点が移ったと思わせる雰囲気がありました。

いずれにしろ、官は、まずは見えるところから改善しているようです。

吉野輝一郎

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