NO2を目指したら、NO2を超えられません。 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

折に触れて、「NO2ではだめなの」と公言した国会議員の発言を思い出します。ご自分は常にトップ集団でしのぎを削ってきたはずなので、「あんたたちは2番手のままでいい」といっているような印象を受けます。

大学時代の卓球部の先輩が、絶対達成できるレベルで目標を設定すると、ゲームに勝てないと言っていました。本当に大切なものは、ハッタリ精神なのかもしれません。現在の自分を少し大きくアピールし、その少し大きな器の中に自分をはめ込む努力をすることで、戦いに勝ち残っていきます。

不言実行は美徳かもしれませんが、途中でギブアップしても誰にもわかりません。抵抗なくリタイアしてしまう危険があります。したがって、有言実行。ハッタリをかまし、自分の目標を紙に書いて口にだして、後へ退けないように自分を追い詰めて、目標必達!

少し高いハードルを設定して、クリアしていくわけで、初めから2番手を目指してはいけません。

吉野輝一郎