反日・抗日・侮日 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

我が国の政治指導者が靖国参拝をすると、大陸や半島の人たちが「反日・抗日・侮日」と賑やかになります。欧州の人たちは、この騒ぎを見て、靖国神社はレッドチャイナかコリアにあるのではないかと勘違いしかねません。


戦争を知らない世代でも、海外で商売する日本人は、宴席で「日の丸・君が代」の有難さを感じます。海外の取引現場では、参加者はそれぞれの母国を大事にします。アイデンティティとでもいうのでしょうか、愛する国を持たない商人は、無国籍料理と同じで、特長が想像できません。特長がないのが特長などと大喜利もどきに語っても、だめです。


現政権を支持するしないは別の話で、ビジネスマンは自国に誇りをもって海外に出かけていきます。昭和の米国との戦争で出征した日本人の多くは、家族のいる日本を思い、戦死した同胞を偲ぶ象徴としての靖国神社を精神安定のよりどころとしたと考えます。レッドチャイナやコリアンには理解できない風土です。仕方ありません。


ただし、「下出にでるとつけあがる」のが世の常ですから、毅然とした姿勢を忘れるわけにはまいりません。