横浜市立蒔田小学校の円形校舎 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

先週、祖父の祥月命日に墓参りをしました。目の前の丘には、横浜市立蒔田小学校の円形校舎がまだありました。1954年に建てられた校舎です。近くの松島旅館も健在です。


最近、アイドルタイムに後ろばかり見ているような気がします。

団塊の世代の多くは、小学校から競争社会でしのぎを削り、運よく今日まで生きのびてきました。バブルの頃は勝ち残り、その後の20年はわずかに残る換金可能な資産(知的財産を含め)で食いつないできました。


ひとそれぞれ、節目節目の古戦場がたくさんあります。昨今、いくつもの夢の跡が暇になると頭にうかんでくるのは、近未来に予想される戦いより、すでに終わった戦いの件数のほうが圧倒的に多くなったからでしょう。


人生いろいろ、それぞれの古戦場を訪れ、懐かしむことはあるでしょう。円形校舎もそのひとつ。しかしながら、「もしも、あの時!」と後悔することは少なくなりました。ロスカットした銘柄を思い返すようなもので、できれば避けたい愚行と考えるからです。