夏休みの旅行 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

旅に出ていくと、いつもと違う異文化に接触することになります。これを新鮮な経験として得した気分になるか、いつもと勝手が違うことにストレスを感じるか人によって受け取り方がまちまちです。


初めてドイツに単身出張した時に、滞在したホテルのエレベータでまず戸惑いました。客室フロアから、街に出て行こうとして「1F」のボタンを押しました。開いたフロアはグラウンドフロアではなく、客室フロアの続きでした。


同じエレベータに乗っていた東洋人が「ジャパニーズ」と口にしたのを覚えています。あの時は、動揺して欧米では1Fというのは2階のことだという中学の英語の授業でならったことをすっかり忘れていました。


とりあえずビールはドイツでは通用しないかもしれません。ドイツではレストランによってはかなり時間をかけて生ビールをジョッキに注ぎます。とにかくビアレストラン以外で食前酒として生ビールを注文すると食前に間に合いません。


家族とハワイ旅行に出かけた時は、バス停で英語の辞書を忘れたことに気がつきあわてました。家族に、出張ではないのだから必要ないじゃんといわれました。


夏休みに旅行にでかけるときに、今では辞書は不要です。パソコンやスマホに大きな辞書が入っていますから。便利な世の中になりました。安全・快適かというと、それはまた別の話になります。