お金で買えないモノ | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

今まで当然のこととして繰り返してきた行動を見直す機会が増えてきました。

例えば旅先で買うご当地の土産物。集めてどうすると疑問を持ち始めました。きっかけは、父が大事にしていたホールインワンを2回達成した記念のトロフィーを捨てたことです。亡くなったとき、家族・親族はだれも故人が大切に飾っていたトロフィーを形見分けとして持ち帰りませんでした。引き取り手がないこの遺品は即日燃えないゴミとして処分されました。

時々テレビで見るのですが、自宅に膨大なコレクション(本人には価値があるモノ)を蓄えている人たちがいます。コレクションの取得と維持に多額の費用をかけていることを教えてくれます。大半は換金できない、お金で買えないモノです。

それを見て、自分にはかかわりあいのないこと、何か違うなと感じる昨今です。
お金で買えないモノの大半は、第三者にとっては換金できないモノ・いつかはゴミになるモノと思います。物欲から少し解放された気分です。