最初は良かったのですが | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

次の衆院選挙では、民主党議員が大幅に減少するにちがいないと感じている有権者が多いと思います。

東日本大震災・原発事故対応で、東日本に暮らす日本国民は当時の内閣が被災地の期待に応えていないことを知りました。


自民党政権下で、国民は、漢字を読み間違えたりぶれたりの吉田茂の孫を嫌い民主党に近未来の幸せを託しました。あの時のことがなつかしく思い出されます。いつだって最初は良かった思います。


1)民主党代表が首相に選ばれた時
新首相は、出口で議場を退出する同僚議員を待ち受けひとりひとりと握手していました。
同じ光景。原宿表参道の在日外国人向けのキリスト教会で、礼拝の後、牧師が玄関で、礼拝堂を退出する信徒全員に一声かけて見送っていたのを、思い出しました。

2)国連邦人職員との懇親会
新首相がスピーチをする際、職員が会場の後ろに固まっていて、ステージと職員の間が離れていました。こういう場合私企業のボスは、自分の近くに寄ってくるように声をかけ、従業員をステージ前に移動させてからスピーチを始めます。

ところが、あの内閣総理大臣は、国連邦人職員が後ろに固まっているところに自らが歩み寄り、彼らとの距離を詰めました。こうなると、職員には逃げ場がありません。距離を詰められ、新しいリーダーの発しているに違いないオーラに圧倒されてしまいます。


つかみはOK。民主党政権は、順調にすべりだしました。