腹筋を鍛えて、化石燃料消費を抑制しましょう | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

米国の新車販売市場で、首位がトヨタからGMに変わり、トヨタはVWの次の3位に転落したといいます。原因は東日本大震災、原発、タイ洪水で部品供給が間に合わず売るものが減ったからだそうです。本来のビッグ3が本来のシェアを取り戻しただけのことのようば気がします。


日本でも車離れが定着しています。少子高齢化で若年人口の減少し、さらには原油高・環境問題・都市部の交通網の発達などでクルマ離れに歯止めがかからない状況になっているとのこと。

元気な若者は交通手段をクルマから自転車にシフトしているかもしれません。また、ガソリン代、駐車場、維持費などの支出を減らし、かわりにスマートフォンなど電話関連の支出を増やしているのではないかと想像します。クルマが若者のコミュニケーションツールであった頃、団塊の世代が若者の頃は高級車保有のためには、衣食住を犠牲してもかまわないと考えました。現在は、クルマで繁華街に繰り出して出会いの場を求めるトレンドは下火になりました。繁華街には車が入れなくなり、駐車違反、酒気帯びなどの規制が厳しくなり、さらにガソリンが高騰し、都市部でクルマを保有するメリットが減少しています。

欧米諸国では、健康増進をはかり医療費を削減する目的で、自転車利用を促進しています。また、ロンドンでは、バスや地下鉄で自爆テロが続いたため、巻き添えを恐れて通勤に自転車を使う市民が増えているそうです。もちろん環境保護・省資源の立場から移動手段をクルマから自転車にシフトしていく動きもあります。

都市部では2KM以内の移動にクルマを使うケースが大半であるという話を聞くと、ますますクルマをやめて自転車を使おうという気持ちになってきます。


経験則から、腹筋を鍛えると自転車の巡航速度が上がり、坂道の登りが楽になります。