落書きは、飼い犬があちこちにマーキングをするようなもので、当の本人は悪いことをしているという自覚が希薄だと思います。
公園の落書き
練馬区の光が丘公園近くに住んでいたことがありますが、その当時、この公園は、年々落書きがひどくなり、それにつれて治安も悪くなりました。税金を使って、落書きを消していましたが、落書き小僧との「いたちごっこ」が続いていました。落書きの内容から、暴走族風の集団が落書きに参加していたようです。公園管理費削減により、公園施設は清潔感がなくなり、治安も悪くなりました。落書きの増加は、治安の悪化に比例していました。
暴走族の変質
大部屋で大人数で盛りあがる飲み会が嫌われ、昨今の居酒屋は2~4人席に細かく仕切られ、大声で騒ぐ集団にとっては不適切な場所となりました。時を同じく、近頃の暴走族は、大集団で制服を着用して体育会風の組織的な行動をしなくなったそうです。服装は、普通のカジュアルな若者と変わりなく、暴走行為も少人数で気が向いたときに行うようです。上下関係のはっきりした体育会系の部活動ではなく、趣味のサークル活動になり、暴走するにあたって仲間内でのしばりをなるべく少なくしているよ
うに思われます。
昨今、監視カメラの増設やケータイのカメラが普及し、落書きをすると、監視カメラに記録されるし、目撃者にはケータイで写真を撮られ、撮った画像を添付して警察にメールで通報されるおそれが増えてきました。
落書き件数減少傾向
落書き小僧たちの仲間意識が希薄化し、マーキングする意欲が減ったこと、監視カメラなどの抑止力、さらには、個人情報の落書きにより摘発される危険性などの相乗効果により、落書き件数は今後さらに減少していくことを期待します。