海外の旅行先で緊急時に使用される表現は覚えておく必要があります | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

成田からヒースローでBAに乗り継ぎ、ドゴール空港に移動しようとしたことがあります。
いつものように、40分以上の多めの乗り継ぎ時間をとり、待ち時間をヒースローのビジネスクラスのラウンジで過ごしていました。


そのとき場内放送があり、周囲の外国人が無言でさっと移動をはじめました。どこかのターミナルで何かがおこり、何かをするようにというような放送でした。単独で旅行している者としては、何を言っているのかわからなかったので、動けませんでした。すぐにラウンジには2~3人しか残っていない状況になりました。


「エヴァキュエーション」と放送で繰り返していました。警官がきてここから退去するよう指示されました。

乗客が集まっているターミナルに移るよう促されました。まわりで話しているのを聞くと、どうやらターミナルに爆弾がしかけられたようです。すべての離発着便がキャンセルされ、乗り継ぎする便名がスクリーンから消えました。


どうしたらいいか、カウンターのスタッフに聞くと、スクリーンに案内がでるまで待機とのことでした。突然パニックに巻き込まれました。テロがよくあり爆弾がしかけられるというのは、ニュースで聞いたことはありますが、実際に経験したことはありませんでした。


4時間後、爆弾騒ぎが落ち着き、離発着が再開されました。じっと、スクリーンを見るだけです。予約した便名がスクリーンにでればどのゲートに行けばいいかわかります。6時間後にボーディングのサインがでました。


「エヴァキュエーション」という単語を覚えました。

何しろ平和な日本で暮らしていると、緊急時に使われる外国語に対する関心が希薄で、「エヴァキュエーション」という単語も初めて耳にしました。生死にかかわる単語ですから、海外の旅行先でどのように表現されるか覚えておかなければいけないことを学習しました。