年齢不問で退場勧告 | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

1990年は同時にいろいろなことが起きていました。欧米ではバブルがはじけ始めていましたが、日本はまだ全盛で、証券会社の社員の年収が2000万を超え、銀行の融資を受けてマンションを投資目的で購入していた時代でした。日本のビジネスマンは怖いもの知らずであったような気がします。


あれから20年、日本のビジネスマンには当時の面影が残っているでしょうか。
確かに実力主義が普及してきました。年功序列もなくなってきました。そんなことは、40年以上前に目指していたことでしたが、一世代後の子供たちが実行しているのを見ると、自分たちもあの頃はこんな風だったのかと考えさせられます。


1990年より前の時代の年功序列は秩序を持っていました。文字どおり、年功が実際に価値を生んでいました。インターネットの登場は社会の仕組みを変えてしまったようです。


でも、人間のアナログ的な部分の熟成には、経験と時間が必要です。それを、教えなかった我々も罪作りですが、それよりも聞く耳をもっていない子供たちが、企業の舵取りをしているとしたら、やはり日本はアジア・パシフィック地区でも生存競争に負けてしまいます。


年功序列ではないということは、ダメな人間はたとえ年が若くても、将来性に期待して勘弁してやることはないということでしょう。役割に応じた成果を出していなければ、年齢不問で退場勧告をしなければいけません。