決めるのは自分、結果を楽しむのも自分ですから | 団塊世代の"愚考にため息"

団塊世代の"愚考にため息"

ふと思い出す過去の出来事と後悔。次々と、浮かんでは消えていく愚考を書きとめていけば、いつかはネタ切れになるはず。きっとその後は、良き日々の思い出だけが浮かんでくるにちがいない。

法華経に説かれている五種の修行法です。
1)受持(じゅじ):いつも身近に置き信じ、大切にする。
2)読(どく):読んで内容を理解する。
3)誦(じゅ):声にだして唱える。
4)解説(げせつ):自分自身のため、他の人のために説くこと。
5)書写:(しょしゃ):写経すること。
以上の修行を実践すると、経典に親しむ功徳と、難問解決、宿願成就のご利益がもたらされるといいます。繰り返し、読誦し写経するうちに信仰心が深まり、人間性が磨かれ不屈の精神が育てられる効果が秘められているそうです。

各種の自己啓発のセミナーや書籍には上記の修行と共通したところがあります。
起業家のためのセミナーでは、「世のため人のため」が成功のキーワードでした。某自動車メーカーでは意思決定過程や事業計画などを紙に書いて壁に貼っているそうです。潜在意識を活用する自己啓発書には、夜寝る前に、目標・夢・希望を繰り返し唱えることで必ず願いは成就すると書かれています。

実は2000年近く前から、すでに人類は自己啓発の方法を学び、願いは必ず叶えられるということを知っていたのです。ところが個人という各論になると、50年経過してもまだわからない、知ってはいるが実行しない、長続きしないというわけです。
思い立ったときが吉日です。そして、自分の人生ですから、間に合わないとかもう遅すぎるということを他人に言われたくありません。決めるのは自分、結果を楽しむのも自分ですから。