ニュージーランド生活中に恋しかったものといえば、実はビールだった。
ニュージーランドはアルコールの値段がすごく高いので、禁酒
ビールよりコーヒーの方が好きなので、アルコールなし生活はそんなに辛くなかったけど、3ヶ月過ぎた頃、私の喉は冷たいビールを欲していた
時は過ぎ、約10ヶ月ぶりに実家にて、ついにビールとご対面!!
ああぁぁぁこれこれ!!
大人になってよかったと思う瞬間である
しかし、その後コロナに感染し、コロナ後遺症で味覚も嗅覚も消えてしまった
味も匂いも全くわからなくて、ビールどころではないよぉ
半年後、やっと味覚と嗅覚が復活!ビールでお祝いだ
あれ、味がなんか変だぞ
少しだけ飲んだだけなのに、心臓がバクバクする
それから、お酒の匂いも鼻にツンときて、キツく感じるようになってる
こうして、私はアルコール類がダメになってしまった
最近、ビールに再挑戦してみたら美味しかった
しかし翌朝、頭がガンガンしフラフラ〜これは二日酔いだね
そんなこんなで、私はもうアルコールが飲めない。
しかし、両親は毎日のようにアルコールを楽しんでいる
飲むだけならいいが、酔って喧嘩する
喧嘩の内容は非常にくだらないが、お互い変なところはしっかり覚えていて翌朝まで喧嘩の続きをする。
母は泣き、父は言わなくてもよいことを発言するので、喧嘩はどんどん大きくなる
私の作ったごはんを食べながら喧嘩する
ちょっとでも両親が前向きになれるようにと、料理している私の気持ちがわからないのかしらわからないと思います
まぁこの願いも私のエゴなのだけど、ちょっと悲しいし腹が立つ
最近、酒を飲んで喧嘩ばかりしているので、父のお酒を少し捨てた。
母が酔っていない時に「離婚はされるんですか⁈」と直撃インタビューしてみた。
「もう離婚はしないよぉ。ごめんねぇ、心配かけて。あんたが1番辛いよね」
「もう、お酒飲む資格ないと思うよ」という私の強気発言に、母は笑って誤魔化したが、怒りスイッチの入った私は止まらない!
「お父さんがお酒飲んで余計なことばかり言うから、問題がさらにややこしくなったんでしょう、いつもどうして学ばないの?お母さんに言っても仕方ないけど!」
おっとこれ以上言ってしまうと、大変なことになるので我慢した
母は、「まぁ過ぎたことなんだから...あんた、これお父さんに言っちゃダメよまた寝込むから!」
と強く言われた
実家に戻ってきたばかりの頃、父は私の言葉にダメージを受け寝込んだのだ
その頃、聞きたくもない親戚のことや亡くなったおじいちゃんおばあちゃんの悪口を私に愚痴っていた両親。
最初の頃は、お母さんたちもストレス溜まってるんだなと、うんうんと愚痴を聞いていた
しかし、調子に乗った両親は、お互いの悪口まで、私に愚痴るようになった。
ここで、私がキレたら、センシティブ状態の彼らの心が崩壊してしまう
ここは、現状をキープしなきゃ!と、頑張ったが、ついに
「もう二度と私にその話ししないでね。前から思っていたけど、お父さんの発言で事が大きくなっているからね。トラブルメーカーだよ」
と本音が出てしまい、土曜の午後から父はショックで起き上がれなくなった
両親の習慣や考え方を今から変えることは不可能なので、私はできるだけ自分が振り回されないようにしている
「喧嘩するなら公園でやってよ〜」と言うと、公園は蚊がいるから嫌と母に言われた
「まず喧嘩しないのがいいんだけどね」と他人事だな!
よく話しを聞くと、父から喧嘩をふっかけるらしい。
はいはい、そうですね。思い出しましたよ
お盆やお正月は必ず酒を飲んで、親戚と喧嘩して、母に迷惑かけていた
姉と父のキレ方は独特なので、はっきり言ってこの2人が1番面倒くさい。
母も喧嘩は負けたくないタイプで、私は怒ったら止まらない
この家族の中で唯一私だけが冷静な心と判断力を持っていると言っても過言ではない
すぐにキレて、討論したがる私以外の3人の心理はどうなっているのだろう?と私はいつも、疑問に感じている。
この3人でディベートや裁判が盛んなアメリカに旅行に行ってみてはいかがでしょうか
さて、父は、お酒を飲んで、喧嘩して、大事になってを繰り返して20年が経つが、今も同じ過ちを犯している
だけど、今も私たち家族は平和に暮らしている
お母さんサンキュー
そんな父だが、私の好きなせんべいを毎日のように買ってきてくれる
スーパーのほうが安いのにコンビニでせんべいを買う!ポンタポイント貯めたいんだって!
お父さんもサンキュー
最近両親は、健康のため週に1回温泉に通っている。
「まず休肝日だろお酒を我慢して貯めたお金で、アメリカ旅行したら?」とは言えない私は、いってらっしゃいと見送っている