ニュージーランドのホステルで2回気絶した私
1回目は、ホステルまで救急車がやって来て、色々と大変だった
倒れた日は、なんとロックダウン前日だったため、「この日本人、コロナじゃないか⁈」
と皆ガクブルだった
私の意識が戻ったため、ホステルのラウンジで血液検査や心電図などの検査をやってくれた救急車のお兄さん。
診断は極度の過労
そして、ロックダウン中また、同じ場所で倒れた私
原因は、スーパーで購入した薬のようだ
その時一緒におしゃべりしていたレセプションボーイが、「もしかしたらオーバードーズ状態になっているかもしれない。どうすれば良いかヘルスセンターに電話して」
「えぇぇ、私のイングリッシュ心配だから、一緒に電話しよう」と泣きつくと、今日は1人だから、レセプションを守らないといけないらしい。
それでも泣きつく私に彼は「ただ質問されたことに答えるだけだよ」
よし、気合いだ!腹をくくって電話をかける
最初に「今日、薬を飲んだ後倒れました」と言おう!
おばさん:ハロー、こちらヘルスセンターです。
私:ハロー、トゥデイ....(あれ薬って英語でなんだっけ⁈吃药は中国語!やばい!!)
「die medizin、trinken 」
焦りすぎて「薬、飲む」というドイツ語が口から出た
なんで全く話せないドイツ語がこの状況で登場したんだ
「はい、薬を飲まれたのはいつ頃でしょうか?」と奇跡的に話しが噛み合ったのだ
その後も、どうにかこうにか話しは進み、軽いオーバードーズ状態になっているけど、大丈夫ということになった
英語が聞き取れているか心配だった私は最後に、「私はオーケーですか?」と念をおし、「オーケー」をいただいたので安心した
ドイツ語は大学の時に1年間勉強した。
ドイツ語の響きはカッコよくて好きだったけど、文法が難しすぎて中国語にチェンジした
ここの前に宿泊していたホステルはドイツ人もたくさん泊まっていた。
毎晩パーティ騒ぎする彼らの騒音とレセプションのおばさんの差別的表現が嫌になった私は、ロックダウン前に引っ越しを決意した
こっちは英語で毎日必死なのに、毎晩ドイツ語リスニングで頭が大混乱
ドイツ語とはもうおさらばだ!あばよドイツホステル!
新しいホステルの場所はここから徒歩1分というit’s a small world
引っ越し、気絶し、スタッフたちとも仲良くなり、前のホステルの悪口を言いまくった私
今でも時々Google mapsでそのホステルの生存確認をしている。
いつかニュージーランドに行く機会があったら、あのホステルに泊まりたいなぁなんて思うようになった
時が過ぎれば、全てが素晴らしい思い出になり、それらは私の宝物である