父が手術終わって無事に退院 | 明日は新しい一日!~私の膀胱がん日記~

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ある朝、突然の血尿。翌日には膀胱癌と診断されました。

2022年1月にTURBT1回目。
2023年1月に再発。7月にTURBT2回目+抗がん剤。10月に再発。
2024年8月にTURBT3回目+抗がん剤。

がんのこと、日常のことなどを綴っています。

歯肉炎と口内炎で、口の中が荒れて

食事はザバスとヨーグルト。

固形のものが噛めません。


そんな絶不調な中、父が入院し

ペースメーカーを入れる手術をしました。


父、89歳。

心臓が弱ってきて、もういつ止まってもおかしくない状態と医師に言われていました。


年齢も年齢だし

父と同居している妹は、手術に反対。


私は父に生きていて欲しくて

手術を勧めてきました。


結果、先生のご判断もあって

手術をすることになりました。


入院の翌日には、ペースメーカーを入れる手術を受けました。


びっくりですよ。

今のペースメーカー(リードレス)って

お薬のカプセルくらいの大きさなんです。


術後の画像


電池は12年も持つんだって。

だから、次の電池交換は、父が101歳の時。びっくり


手術が終わって、父が病棟に戻ってきた時

父はまだ目を閉じていました。


看護師さんは、もう目が覚めてますけれど

お薬の影響で眠いかもしれませんね、とおっしゃいました。


「お父さん、私だよ、分かる?

手術、よく頑張ったね。

まだ眠い?」


父は、うっすらと目を開けて

うん、うんと頷いた後


「まだ眠いから、寝溜めする…」


そう言ってまた目を閉じました。


寝溜めするんだ、お父さん泣き笑い


とりあえず、無事に手術を終えてホッとしました。


手術の翌日には、足の付け根の傷口も塞がって

術後3日目には無事退院出来ました。


退院の時、父と病棟を出て

迎えの車を待っていると

ドクターヘリがとまっていました。


「あれは、ドクターヘリか。

カッコいいから、写真撮っとけ」と父。


その時、撮った写真がこれ。


2人で眺めていたら、「ドクターヘリの要請があったので出動します、気をつけてください」という内容のアナウンスが流れました。


あれよあれよという間に、ヘリは離陸。



「なんだこの強風は。ヘリの風か?

それとも今風が吹いてるのか?」


お父さん、ヘリの飛び立つ時の風だよ。

すごい風だね。

飛ばされそうだねくるくるくるくる


(患者さんがどうか無事でありますように…)



お父さんが無事で良かったです。

この日のことは、きっと一生忘れられないと思います。