ゆるみ気功教室に通い、からだの感覚を調べる「今ありのままの自分を知る」方法やリラックスの方法を覚えた周天さん。それらは、どうやら氣と深い繋がりがあるらしい。
なんだか自分でも気がつかないうちに変化が訪れはじめたようです。
前回のお話しはこちら
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~周天さんの新たな日常 「すがすがしい朝」~
周天さんは、翌朝すっきりと目覚めることが出来ていた。
「昨夜は、体がぽかぽかしてよく眠れたなあ。
そのおかげか、朝すっきり目が覚めたからすがすがしい気分だな。
いつもは遅刻寸前で満員電車に飛び乗っていたけれど、今日は時間に余裕を持って家を出よう!」
周天さんはいつもより早めに家を出て駅に向かった。
時間があったので、朝ごはんもゆっくり食べ、朝から満足感を得ることができた。
ちょっとした事だが、ちょっとした事の積み重ねで、いい「氣」の流れを自分から作り出すことができる。
駅に着き、周天さんは電車に乗った。
そのとき、ゆたか先生から教えてもらった『電車でできるちょこっと気功』について思いだした。
「そういえば、この間、ゆたか先生から、すきま時間を使ってできる気功練習法を教わったな。
試しにやってみようかな。
確か、立っている時も座っている時もできる練習方法だったな。
今日は早めの電車で、座ることができたから、座った状態でやってみよう。」
周天さんは、重心が降りている状態を意識するために、お尻と椅子の接地面の感触を掴んでから、目を閉じてリラックスした。
その後、大きく深呼吸を繰り返し、どんどん緊張が抜けて、カラダの各部位がリラックスするイメージングをした。
カラダは息を吐くときに副交感神経が優位になるため、自然に身体が緩む感覚を感じることができる。
その"ゆるみの感覚"をどんな小さなあやふやな感覚でも構わないので実感として捉えながらイメージして行くと、効果が出てくるようになる。
"ゆるみの感覚"を頭から足まで徐々に下ろしていき、次にリラックスしたまま足の裏を意識する。
その足の裏から地球のエネルギーをカラダに取り入れ、地球とひとつになるイメージをしてみよう。
そのエネルギーが足を登って、エネルギーの源、丹田(※下っ腹の部分)、仙骨(※尾てい骨の上)、肩甲骨の内側、百会(※頭のてっぺんにあるツボ)を通り、天高く噴水が登って行くように息を吐く。
このような動作を繰り返し、全身の細胞が生き生きと活性化している感覚を感じてみましょう(詳しくは『通勤電車でできる気功』を見てね。
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)。
周天さんは会社に着くころにはすっかりリラックスしていた。
リラックスした周天さんは穏やかな顔で会社に入って行った。
するとこの間、会議で良いプレゼンをした同僚も周天さんの直後に出社してきた。
「あれ?周天さん、今日はずいぶん早いんですね。何か急ぎの案件ですか?」
と少し意外そうに話しかけてきた。
「おはよう。今日は早めに目が覚めたから、ちょっと早い電車に乗ってみたんだ。
きみこそ早く出社してるんだね。もしかしていつもこんなに早いの?」
「だいたい早めに出社して、その日のTO DOリストを確認するようにしています。
そうすればその日何をすればいいのか頭が整理でき、効率が良くなる気がして。
それに夜、彼女や友達と食事に行く約束をすることが多いので、時間を有効に使いたくて。」
「そっかあ、すごいなあ。TO DOリスト、いつも書こうと思っているんだけど、結局朝時間ないし、面倒でやってなかったんだよね。今日はリストアップしてみようかな。いいこと教えてくれて、どうもありがとう。」
周天さんは素直にお礼を言い、穏やかに笑った。
このとき同僚は、周天さんのいつも焦ってばたばたしている姿ばかり見てきたせいか、今日の周天さんはどこか違う気がする、と何となく思ったようだ。
~周天さんの新たな日常 「有意義な会議」その1~
周天さんはここ一カ月間、自宅や毎日のすきま時間を利用して、ゆたか先生に教えてもらった気功の練習法を行ってきた。
「身体感覚を観察することから始めてください」、
このゆたか先生の言葉は、一見当たり前のようだった。
しかし、実際自分の感覚に意識を向けて見ると、今までいかに自分が、身体の緊張やこわばりを感じていたのか、気づくきっかけとなった。
周天さんは自分が「あがり症」であることは、なんとなく自覚していた。
人前に立って堂々と振る舞うのが苦手であった。
そこで周天さんは、緊張して頭に血が上ってきたように感じたら、意識して自分の重心を丹田に落とす、
この方法を繰り返し実践し、緊張しない心の持ち方を意識するよう努めた。
夜も練氣回転呼吸法
を行い、一日の疲れや緊張をほぐしてから眠りに着く、
このちょっとした繰り返しが、確実に周天さんの心と体の巡りを良くしていった。
気功教室にも毎週通い、ゆたか先生に分からないことや疑問に思ったことを聞くようにした。
そして迎えた会議の朝・・・!
「ふうー、ここ2週間、朝一時間早く来て、会議資料のまとめを行ってきたから、他の業務もこなしつつ、余裕を持って会議資料をまとめることができたぞ。
今までだったら、直前の2、3日前から夜遅くまで残って、残業しながら資料を作っていたから、心も身体も疲れきっていたけれど、やっぱり効率がいい気がするなあ。」
周天さんはすっきりした顔で家を出た。
今日も、もちろんいつもより早い出社である。
空は晴れ渡り、頬をなでる風が心地いい。
ちょうど白い「ねこ」が横を通った。
「あ、きみを見かけたことがあるよ。きれいな毛並みだね。
どこかのうちで飼われているのかな?そういえば気功教室に行く時、たまに会うね。」
周天さんはこの白いねこと会った日は何か不思議なことが起こるような気がした。
そういえば、ゆたか先生と初めて会った日にもこのねこを見かけたような気がする。
ちょっとしたことであったが、ゲン担ぎにはぴったりである。
「今日の会議、ちゃんと皆に伝わるように落ち着いて発表してくるね。
白いねこちゃん、もしよかったら応援しててね。
・・・なんちゃって、ははは。それじゃあ、またね。」
周天さんはねこに手を振り、駅に向かった。
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気功と出会う前の周天さんとは、だいぶ心と体の余裕がちがってきてるようです。
次回はその余裕が思いもよらない展開へ!!
次回は
~周天さんの有意義な会議 その2~
をお送りいたします!
では明日もみなさにとって
「大いに有意義な元氣」
な1日でありますようにo(^o^)o
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