夏期きもの大学 | 鴇色は永遠に!

鴇色は永遠に!

きものの師匠清水ときの教え、自分の好きなきもの、そしてきもの好きな友達の事や田舎の古民家の日常をつらつらと綴っています。

朝から暑いよ!熱中症警戒アラートでるよね?大丈夫かなぁ?

昨晩、急遽越後上布に変更した本日のコーデ。また昨晩とは小物を変えて出掛ける事に。このきものと帯にオレンジの帯揚げは暑苦しい😰


越後古代上布に古い絽のきものから作った帯。帯の柄はススキや秋の虫等秋模様かなぁ?前倒し🤭小物は黄色の帯揚げ、帯締めは道明鎌倉組三井寺。麻のきものはボワっとしててお尻おっきいのが目立つねぇ💦


KW先生は素敵な絽の付下げ。ピンクベージュの素敵な付下げに茶がかった紫の夏帯。とっても美しいコーデ。涼やかで上品なコーデに拍手👏


Y先生。紫の夏お召に白い織なごや。凄く考えられた引き算のコーデで素敵なのに…ご本人は「お坊さんのコーデ」って残念がってる。


そして雪華先生。夏牛首紬に泰生織物の絽の袋帯。ワントーンコーデのような感じに仕上がってるね!雪華先生も上品なコーデだね。


午前中は教授会の先生方による創作帯結びの発表とその後結びのレッスン。午後は牛首紬の白山工房を経営為さっている西山産業の社長さんによる牛首紬のレクチャーとこれからの展望のお話。


まずは教授会の帯結びの講座。四つの帯結び、角帯の「伊達姿」半幅帯の「笹舟」袋帯の「朝顔」と「睡蓮花」。最初に教授会の先生方が結んで見せて、その後習いたい方が舞台に上がって一人一人に結んで貰うスタイル。結んだ先生が脇で細かい処を指導してくれてたよ。


遠くは名古屋、浜松からいらした方々もいらっしゃって熱心に学んでおられた。専門学校の学生にも半幅帯や角帯は出来るから積極的に習って来るように声掛けしたよ。


午後からの牛首紬のお話はとっても良い話で、これからのきもの織物産業を考えていく1つの指針とも言えるお話だった。長くなるので明日続きとしてあげるつもり。


それにしても、片付けが終わって講師室に帰ってホッとした所に「後20分後に土砂降りになるって予報だよ」って教務の先生からのお声掛けがあった。焦って雨コートを着る先生方、トキ孫パナマの草履をasicsソールの草履に履き替え駅に急ぐ💨駅に到着するまでは雨降って来なかった。KW先生と雪華先生も地下鉄に乗って家路を急いだから家に入ってから大雨に、間一髪だって。

でも…1番近いY先生は雷⚡️と大雨でバス停近くのスーパーに駆け込んだものの止みそうにないからきものと長襦袢を捲り上げて雨コートの下可愛いステテコで帰ったそう。お疲れ様!


トキ孫は渋谷から地下鉄に乗って乗換2回とも地表に出ず、地表に出た頃には雨が降ってたけれど普通の雨。渋谷はとんでもない事になってたね!

急いで帰って良かった〜家の最寄駅辺りはシトシト雨だったもん。