明日は七夕 | 鴇色は永遠に!

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きものの師匠清水ときの教え、自分の好きなきもの、そしてきもの好きな友達の事や田舎の古民家の日常をつらつらと綴っています。

大好きなブロガーさんの記事に七夕の設があった。北関東に産まれ育ったトキ孫は知らなかった梶の葉を使った七夕飾り。七夕って言うと笹竹に短冊だったからなぁ〜🎋

乞功奠(きっこうてん)と言う宮中やお公家さんの七夕の行事で梶の葉を使った飾りがあったそう。大正期から昭和の初めに都会の文化人の間でも流行した様だ。京都の冷泉家では今も旧暦の7月7日に行われているそうだ。


画像はアンドプレミアムよりお借りした。


江戸時代には梶の葉に和歌を詠んで飾ったりもしていたみたい。雅な行事だね!


前回の和裁教室でお盆の仏様のお土産の話が出た。「お土産持ってお迎えに行くんだよ」って言ったら、「お土産ってお客に来る人が持ってくるんじゃ無いの?」って話になり、解釈の違いって面白いって思った。


昔からの行事が変化しているのは肌で感じている。犬供養や神武祭、氏神の天神祭、お盆の行事も廃止されたり、簡略化されている。節分の追儺も家の外で声を上げて豆を撒く家は少なくなった。七夕の笹飾り、子供が育ってからは作って無かったなぁ〜😿


裏の山から笹竹切ってきて飾ろうかなぁ?子供の頃、棕櫚の葉を細く割いて短冊を吊るした事を思い出した。五色、赤青黄色に白と黒の短冊、何をお願いしよう?梶の木、屋敷の中になかったっけかなぁ?