PER(株価収益率) | きりくのぷち冒険

PER(株価収益率)

本 PER(株価収益率)。ちょっと気になる。

 

【日経20240202】 資本コスト経営 投資家目線で

 ①PBR=②ROE×③PER

  株価純資産倍率 = 自己資本利益率 × 株価収益率

 

  ROE = PBR/PER = EPS/BPS

 

 ①PBR(株価純資産倍率)

  = 株価 ÷ BPS(1株当たり純資産=純資産÷発行済株式総数)

  = 時価総額 ÷ 純資産

 

 ②ROE(自己資本利益率): 当期純利益÷自己資本(純資産※)

   ※自己資本=純資産+新株予約権-非支配株主持分

           =純資産+その他の包括利益累計額

        自己資本=純資産の場合、①=②×③となる。

 

 ③PER(株価収益率)

  = 株価 ÷ EPS(1株当たり純利益=純利益÷発行済株式総数)

  = 時価総額 ÷ 当期純利益 

 

【日経200423】来るか不況下の株高 悪材料封じる大規模緩和

・原油先物価格の急落(悪材料)を封じる大規模緩和が今後の「不況下の株高」を招く可能性もある。

・S&P500種株価指数(米国株式市場の動向を示す株価指数のひとつ)の予想PERは急落直前に記録した19倍に迫り、相場からいったん降りたいと考える投資家が多かった。そんなタイミングで飛び出したのが原油安だった。

JPモルガン証券の坂上亮太チーフ株式ストラテジストは、「回復がU字型でも答え合わせは当分先。こういう時は市場は足元の景気や企業の業績の悪化ではなく、先の回復を織り込んで動きやすい」という。いわゆる「不況下の株高」

・主要国の中銀が実施する大規模な金融緩和がその前提。大量の資金は行き場を失い、いずれは株式市場に向かう可能性が高い。

・日経平均株価の予想PERとFRBの資産を重ねると、両者の動きは昨年末まで概ね連動して動いてきたことが分かる。その後、FRBが一気に資産を膨らませたことで、PERとの乖離は広がっている。景気回復がみえなくても、株高が起きえるゆえんだ。

 

メモ先の回復を織り込んで・・は、なんとなく分かるけど・・。日本株PERとFRBの資産規模は連動してるように見えるけど、その要因が理解できてない。本当に日本株価は着いていくのかな・・。

 

日経平均PER 日経平均比較チャート によりますと、

 4/23の日経平均PERは 13.97

 また、

 「日経平均の適正株価は、PERが14から16が適正水準とされている。

 特に日経平均PER14倍は下支えラインとして機能しているとされている。」

 とあります。

  ↓

  PER=株価÷EPS=14~16(適正水準)

  適正株価=EPS×14(~16)  

 

  (参考)PBR=株価÷BPS (PBR=1の場合)

      株価=BPS×1

 

<参考>

 ○FRB・日銀の資産残高とドル円レート(長期推移)(ファイナンシャルスターweb)

 ○FRBのバランスシート(総資産)(株式マーケットデータweb)

 

 

 ●PER(株価収益率) Price Earnings Ratio
  =株価÷1株あたりの当期純利益(EPS)
  =時価総額÷当期純利益
 
  PERが低いほど株価が割安と判断するが、同業他社や業界平均などと
  比較することも大切
 
  (参考) 1株あたりの当期純利益(EPS: Earning Per Share)
        =当期純利益÷発行済株式数
 
 ●PBR(株価純資産倍率) Price Book-value Ratio
  =株価÷1株あたりの純資産(BPS)
  =時価総額÷純資産            
 
  会社の資産価値からみてPBRが低いほど、株価が割安と判断する
  1倍未満: 時価総額が会社の解散価値を下回っている。
 
  (参考)1株あたりの純資産(BPS: Book-value  Per Share
       =純資産÷発行済み株式数

 

 

【参考】 PBR 1倍 (きりくのぷち冒険web)

      資本コスト(ROIC>WACC) (きりくのぷち冒険web)